福岡のFMラジオ局 LOVE FM。周波数76.1MHz。九州北部広範囲をカバーする10ヶ国語の多言語放送局。
ラブエフエム国際放送は、貢献・文化の向上・公共の福祉・産業と経済の繁栄に役立ち、平和な社会の実現に、放送によって寄与することをその使命とする。われわれは、この自覚に基づき、民主主義の精神に従い、基本的人権と世論を尊び、言論および表現の自由を守り、法と秩序を尊重して社会の信頼に応えていく。上記目的を実現するために、当社は放送番組を次の基準によって編集する。○ できる限り多くの言語で情報を提供し、九州北部在住の様々な国の人々とコミュニケーションを図っていくことを目指す。○ 放送内容は、従来のようにアップ・トゥ・デイトなニュースに限らず、母国の情報、災害時の緊急放送、生活面での必要な情報などをそれぞれの母国語で語りかけるような新しい概念の放送を目指す。○ 報道番組は、すべての干渉を排し、政治・経済・社会上の諸問題に対して公正な立場を守り、対立意見の問題に関しては多角的に論点を明示する。○ 教育番組・教養番組に関しては、対象を明確にして妥当な時間帯に編成し、必要な告知を実施する。○ 娯楽番組は、聴取者に健全な楽しみを提供し、生活内容を豊かにすると共に、その育成を図る。○ 社会の公安及び善良な風俗に反する放送は行わない。○ 個々の番組の企画・制作・実施にあたっては、『日本民間放送連盟基準』を遵守することを基本方針とする。
第143回 番組審議委員会 議事録概要
● 開催日時 平成28年11月1日(火) 18:00〜 ● 開催場所 ラブエフエム国際放送株式会社 本社会議室 ● 出席委員 伊藤寛(委員長) 筬島誉士 姜益俊 平山雅彦 ヴァネサ・サカルド 王麗嵐 木本香苗 (社側出席者) 東 圭司(代表取締役社長) 竹石 明弘(放送局次長) 村本 朗子(編成) 吉田 晴子(編成) 西島 浩一郎(制作) ● 議題 「Daily Tips Tagalog」 毎週月曜日11:30〜12:00/repeat 同日21:30〜22:00 ● 議事の主な内容 番組視聴後、番組制作プロデューサーより、番組の概要について説明があり、委員の皆様からは以下のようなご感想、ご意見をいただきました。 ・言葉はよく分からなかったのですが、淡々と進んでいる印象。DJの方が早口で機械的に喋っている印象なので、もっとリスナーに語りかけるような感じで、明るさが欲しいと。英語と日本語が混ざっていて個人的には分かりにくかった。在住外国人の方でも日本語の分かる方も多いため、日本語中心でも良いのではないか。 ・英語と日本語、タガログ語が混ざって、一つの話題の中でも言葉が切り替わっていくので聞きにくいなと、不思議な感じがした。せっかくならセンテンスごと、トピックごとに言語を分けた方が良いのではないか。リスナーの8割が在住外国人向けという事だが、日本人も聞いているとするなら、もう少し現地でしか流れていない音楽がどんな音楽なのかなど、文化的な情報もあったら興味をもって聞けるんじゃないか。 ・このDaily Tipsという番組は毎日やっていて、タガログ語の他に色々な言語でいて、コンセプトとしては面白いし、30分という長さもちょうど良いと思う。うまくいけば、リスナーがその国にいるかのような楽しみ方が出来るような気がする。もう少し、日本語を増やした方が良いのではないか。もう少しフィリピンのお祭りや風俗的なものを入れたら日本のリスナーには良いんじゃないか。 ・Daily Tipsは好きな番組で、色んな言葉とかわいらしい日本語で一生懸命喋る皆さんというの親近感を持って聞いてた。今、フィリピンが色んな意味で熱いので、これを聞けば文化とか社会とかニュースには出てこない情報が欲しい。リスナーのフィリピンとの距離感も縮まる。もう少しリスナーとのコミュニケーションがあった方が良いと思う。 ・どの国の言葉も流暢過ぎて、感覚がマヒしてしまってついていけなくなるところがあった。英語とタガログ語がミックスされると分からなくなる。その文化圏の人達が共有する話題をピックアップしていることを、秋刀魚の話題の部分で実感した。英語でも普段聞く英語の曲と違うように感じた。「そういう文化もあるんだな」と良い勉強になった。何でも当たり前のように流暢に母国語でしゃべるのがこの番組の良いだろうけれど、タガログ語も、英語もついていくのは難しかった。 ・日本はフィリピンや色んな国から介護する人や看護士を受け入れているが、その人数は少なく、1990年から今まで2000人もいない。アメリカやヨーロッパは何万人もいる。短い時間でもフィリピンの方のための番組があるというのは先進的だと思うし、数年後には多くのフィリピンの方に聞いていただけるのではないか。非常に意味があると思う。まだ福岡ではフィリピンの方をあまり見かけないが、東京は多い。フィリピンはスペイン文化とアメリカ文化がミックスされていてスペイン語も英語も話せる方がほとんどなので、そういう意味では言語をミックスするのは良いと思う。ただし、言語の区切りがあった方が聞きやすい。どの時間に放送するか検討する必要があると思う。 ・確かに英語がかなり聞き取りにくかった。それに加えて言語をミックスすると「何を言ってるの?」となるためちょっと残念。フィリピンでテロがあった事件は日本語で言っていたので分かったが、日本語とタガログ語を混ぜて言っていたら全くわからなかった。日本語が少し増えた方が良いかなと思うが、メインターゲットが在住外国人だったら英語もかなり必要…。私はすごく良い番組だと思う。自分がフィリピン人だったら親近感を感じる。かなり役に立つ番組だと思う。 次回番組審議委員会は12月に開催予定です。
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