福岡のFMラジオ局 LOVE FM。周波数76.1MHz。九州北部広範囲をカバーする10ヶ国語の多言語放送局。
ラブエフエム国際放送は、貢献・文化の向上・公共の福祉・産業と経済の繁栄に役立ち、平和な社会の実現に、放送によって寄与することをその使命とする。われわれは、この自覚に基づき、民主主義の精神に従い、基本的人権と世論を尊び、言論および表現の自由を守り、法と秩序を尊重して社会の信頼に応えていく。上記目的を実現するために、当社は放送番組を次の基準によって編集する。○ できる限り多くの言語で情報を提供し、九州北部在住の様々な国の人々とコミュニケーションを図っていくことを目指す。○ 放送内容は、従来のようにアップ・トゥ・デイトなニュースに限らず、母国の情報、災害時の緊急放送、生活面での必要な情報などをそれぞれの母国語で語りかけるような新しい概念の放送を目指す。○ 報道番組は、すべての干渉を排し、政治・経済・社会上の諸問題に対して公正な立場を守り、対立意見の問題に関しては多角的に論点を明示する。○ 教育番組・教養番組に関しては、対象を明確にして妥当な時間帯に編成し、必要な告知を実施する。○ 娯楽番組は、聴取者に健全な楽しみを提供し、生活内容を豊かにすると共に、その育成を図る。○ 社会の公安及び善良な風俗に反する放送は行わない。○ 個々の番組の企画・制作・実施にあたっては、『日本民間放送連盟基準』を遵守することを基本方針とする。
第160回 番組審議委員会 議事録概要
● 開催日時 平成30年7月20日(金)18:00〜 ● 開催場所 ラブエフエム国際放送株式会社 本社会議室 ● 出席委員 伊藤 寛(委員長) 井本 彩乃 岡 幸江 姜 益俊 新開 裕司 ヴィルジニー・マルモル (社側出席者) 東 圭司(代表取締役社長) 竹石 明弘(放送局次長) 波多江 和之(編成) 村本 朗子(編成) 菊地 純哉(編成) 吉田 晴子(編成) 温水 慎一郎(制作) 穴井 桂(制作) ● 議題 「Teenage Peeps」毎週日曜日11:30~14:45 ● 議事の主な内容 番組審議会規程の一部変更の協議後、番組視聴し番組制作プロデューサーより、番組の概要について説明があり、委員の皆様からは以下のようなご感想、ご意見をいただきました。 ・全体的に教室の女子の会話を覗いているような雰囲気で、私自身、心が若返った気がしました。情報も、アプリやスタバ情報など、女子学生が大好きなものばかりで、非常に受けが良いと思います。しかしDJの2人が女子高生ということで女子寄りかなとも思いました。2人のコメントの語彙力も少し気になります。女子特有のノリというものもありますが、苦手な方や男性は理解し難いものもあるかと思います。トークがただのおしゃべりにならないようメリハリが大事だと思います。 ・このテイストで3時間は長いと感じました。ずっと同じトーンなので疲れてきます。女子高生の会話に大人の世代も耳を傾けるとしたら「もう少し“背伸び”をしてほしい」と思いました。高校生だけで通じ合う言葉は若い世代をつかむには大事かもしれませんが、大人からするともう少し知的な話や文化的な話に若者目線でアタックしていくことにチャレンジしてほしいと思います。 ・“若者達がどういう場を求めているのか?”が見えるような番組にならないかと思いました。SNSやメディアにせまるのは正しいと思いますが、一方で、リアルな場も繋ぐようバランスをとってほしいと思います。上の世代に比べ、若者の表現が分離している印象があります。SNSに載せる形で表現していく一方で、ネガティブな感情や悩みを表現できないでいるように思えます。たとえば性的な特異性で悩んでいるような事例です。そのような発信が少しでもあったりすると、こういう弾けたテイストにのれない女の子達もいると思うので、うまく拾ってあげると番組として広がりが生まれるのではないかと思いました。 ・この3人が話題の広がりをどう作れるかと考えた時に、DJのMANONさんと乙葉さんは立ち位置が似ているような気がします。ファッション系で立っている二人という印象ですが、別の尖ったキャラクターが入る事で、話題も広がるのではないかと思います。 ・DJのジョニーさんは年上で違った経歴があるので、彼の持ち味をもっと生かした方が良いと思います。例えば外国人のリスナーに日本の“カワイイ”文化を伝えるにはとてもよい役割だと思います。 ・日本の民間放送のほとんどが、食べ物かお笑いばかりです。10代のこれから伸びる人達に大人の理論で同じ事をさせてどうするのかと思いました。この番組はもっと10代の人達が言いたいことを彼女達に言ってもらいたいのか、それとも大人が彼女たちをツールに発信させたいのかがわかりませんでした。それが定かでないとコンセプトがブレるのではないかと思います。 ・「ストリートピープス」というコーナーでアメリカのストリートで生まれた曲を紹介していましたが、フランスやスペインではダメなのでしょうか? アメリカに絞っている理由がわかりません。ある種、偏っている印象を受けました。 ・DJの人達が10代を代表しているわけではないとおもいますので違う考え方をもっている10代の方と電話で繋いで話し合っても良いのではないでしょうか。そうすればリスナーがもっと参加できるし、より10代のリアルな声が聴けると思います。 ・大人の世代が聴くと音楽も若いDJの話も全体を通して区切りが無く、すべて感覚的に流れていく感じがしました。ラジオという視覚のない聴覚だけで、この表現力でどれだけターゲットにしている同世代に伝える事ができるかというのは気になります。 ・感覚的でないと10代は入れないと思います。このトーンは正解だと思います。このトーンを維持しつつ、そこに何をのせていくのかは大人が考える事だと思います。そこに英語をのせるのか、文化的エッセンスを加えるのか、もう少し工夫が必要です。 次回番組審議委員会は9月に開催予定です。
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