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  • 京都を拠点に活動する劇団・ヨーロッパ企画による「こちらヨーロッパ企画福岡支部」が、ポッドキャストで復活!リスナーの皆さまからのメッセージという名の署名活動で本放送復活を目指します。メッセージはtwitterアカウント:@kochiyoroへリプライもしくはDMで受付中です!

    [ヨーロッパ企画HP] http://www.europe-kikaku.com/

2015.08.13[Thu] 00:00

どうもー。ちょっと涼しくなって……きてませんよ京都は。構成作家の団長です。福岡はちょっと暑さの峠は越えた感じでしょうか。京都は相変わらず悪夢です。教科書どおりのナイトメアです。

 

今回のこちヨロガールズは田崎ちゃんですね。田崎ちゃんと島田というもろそのまんまの名前もどうなんでしょうね。こちヨロガールズのamiとsayakaみたいな感じにしたほうがいいですかね。名前全然違うけど。でもそういうもんだよね。

 

僕は何を言ってるんだ!

こんな暑い日々に潤いを与えてくれるのはモヒートかこれ。

 

宮Dの締めの一杯!

 

 

ソルティドッグの味 After Story 締めの1杯

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女性:「あ、ごめんなさい」

右隣で私を優しく受け入れてくれた彼の左肩。

氷の音で私は目覚めた。

男性:「起こしてしまった?」

女性:「ううん、どれくらい寝ちゃったのかしら?重かったでしょ?」

彼は笑顔で首を横に振った。

男性:「ソルティドッグ。もう何年も飲んでいないな」

女性:「え?」

男性:「マスター、最後にソルティドッグを2つ」

彼は、2杯分のソルティドッグを注文した。

男性:「きっと、その彼は後悔をするはずだ」

彼は時計を見ながら、彼はそう言った。

男性:「寝言」

女性:「もしかして、私…」

寝言は私の弱点。

男性:「心配しないで。僕だけが聞こえるくらいの小言だったよ。マスターにも聞こえてないはずだ」

女性:「恥ずかしい」

今夜飲んだ、どんなお酒よりも私の顔を赤く染めた。

マスター:「ソルティドッグをおふたつ」

男性:「ありがとう」

彼はグラスを傾けた。

男性:「今夜、君はまた美しくなる、このカクテルとともに」

女性:「そうなれるように」

乾杯の言葉はなかったが、グラスが触れる音が店内に響く。

女性:「そうね、そうよね」

先ほど、飲んだソルティドッグと違う味を感じた私に朝が迎えてくれる。

新しい毎日がここから始まる。

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寝言は私の弱点てww

 

はしゃぎすぎですぞ!宮D!

2015.08.06[Thu] 12:00

構成作家の団長です。

 

夏本番ですねえ。戦後70年。僕は今が戦争を体験した人たちから話を聞くラストチャンスじゃないかなぁと思っています。

 

はい!

 

4月からサードシーズンが始まってもう8月ですか。早いですねえ。本当に。肌寒かったあの頃から思えば今は気を抜くとマジで死にかねませんからね。熱中症は死にますからね!冗談ヌキで!こちヨロを聞きながら、みんな塩分と水を摂取してくださいね。

 

写真はヨーロッパ企画の福岡キャンペーンです。生イシダカクテルが上演される豪華なキャンペーン。後ろで宮Dや永島スタッフ、ともやすさんが見守る中何故か僕も声の出演をするという。緊張につぐ緊張ポルカでございました。

はい。そんなこんなで、宮Dの締めの一杯!

 

今回は、トモヤスカクテルなわけでしてそれの〆なわけですから宮Dの本気度もマックスなのです。

 

助手席の彼女 After Story 締めの1杯

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メタリックの輝きが眩しい彼女の車が、今夜は僕を迎えに来た。

女性:「お待たせ」

男性:「ありがとう」

 

いつもは、彼女がナビゲーターであり、車内でのエンターテイナー。

デートの行先は、カーナビよりも明確に、流行の音楽よりも、ホットな話題で、僕の運転を付き合ってくれる。

後部座席とは言うが、前部座席とはあまり聞いたことがない。

助手席とは、よく言ったものだ。

僕の隣にいつも座る彼女は僕にとって、いつも名助手である。

 

そんな僕たちの関係が、今夜は逆になった。

ハンドルを握る彼女と、助手席の僕。

 

仕事が終わり、僕は彼女に連絡をしていた。

女性:「近くにいるけど、迎えに行こうか?少し時間がかかるけど、いい?」

運転がそれほど得意ではない彼女だが、運転はたまにしている。

 

女性:「しっかり、シートベルトをしてね」

男性:「ゆっくりでいいから」

女性:「任せて」

 

ハンドルを握ると、人格が変わってしまう。

そんなことを、よく耳にする。

彼女もそのひとりだろう。

ただ、彼女の場合、勢いがついてしまうのではなく、いつもより慎重な性格になってしまう。

あまり話しかけないほうが、運転に集中できるだろうか。

 

女性:「何?そんなに怖いの、私の運転?」

男性:「いや、そんなことないよ」

地図が苦手な彼女だが、僕の心を読むことは簡単なようだ。

 

女性:「あ、寄っていい?」

男性:「いいよ」

ウィンカーの先には、レンタルショップ。

ここは、夜中でもコーヒーを楽しむ人が集うカフェが併設されており、都会の夜を感じる。

僕らは休みが一緒になった前日の夜には、よく映画を見ることにしている。

 

女性:「だって、あなたはいつも運転手。お酒がいつまでも飲めないでしょ?」

最初は、彼女のそんな言葉から始まった休日前夜の家(うち)映画デート。

 

女性:「ねぇ、これにする?」

男性:「何度もテレビで放送されてるよ、それ」

彼女が持ってきたのは、若き日の姿が美しいジュリアー・ロバーツが出演のPretty Woman。

 

女性:「おじさんの時代には、でしょ?」

男性:「おい!」

年齢差は、今や僕らにとってネタの1つ。

カフェの新作は、いち早くチェックする。

絵文字よりスタンプ。

バスケット漫画より、バレーボールの漫画を読む。

そんな彼女が、僕と付き合い始めて、僕が歩んだ時代のモノを知りたがる。

 

男性:「見たいものを見ればいいんだよ?」

女性:「じゃ、これで」

僕色に染まっていく彼女がそこにいた。

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女性:「何?そんなに怖いの、私の運転?」

男性:「いや、そんなことないよ」

地図が苦手な彼女だが、僕の心を読むことは簡単なようだ。

 

この言い回しよ!

 

男性:「見たいものを見ればいいんだよ?」

女性:「じゃ、これで」

僕色に染まっていく彼女がそこにいた。

 

この言い回しよ!

 

いつもは、彼女がナビゲーターであり、車内でのエンターテイナー。

デートの行先は、カーナビよりも明確に、流行の音楽よりも、ホットな話題で、僕の運転を付き合ってくれる。

後部座席とは言うが、前部座席とはあまり聞いたことがない。

助手席とは、よく言ったものだ。

僕の隣にいつも座る彼女は僕にとって、いつも名助手である。

 

この一連の言い回しよ!

 

座布団一枚もってけ!

2015.07.28[Tue] 00:00

どうも。構成作家の団長です。

 

 

まさかの写真を自分にしてみました。前へ出る作家ほどうるさいものはないですね。今回のこちヨロガールズは田崎ちゃんなので田崎ちゃんの可愛い写真を期待しましたか?

 

そうは簡単にいかねーぞ!まさに外道!

 

なんて言いつつ、毎週土曜日23時半からの放送は今回でラストですからねー。次回からは22時半になりますから。一時間早くなりますから。気をつけてくださいねー。

さてさて。全世界2億人の人がお待ちしている、西日本で一番チャラい一瞬を見せるけど最近はあまりそこを見せてくれないことで有名な宮Dの締めの一杯!

 

まじめな男やで!

 

約500キロの孤独 After Story 締めの1杯

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それは夏の夜空が教えてくれた。

女性:「ほら、いま流れ星が流れたでしょ?」

男性:「え、どこ?」

女性:「北東の空」

男性:「北東?って、どっち?」

女性:「そこからだと、学校がある方角」

男性:「見えるかな?」

彼との遠距離恋愛は、ことしの夏で3年目。

自分でも、褒めてあげたいくらい、続いている。

本当は寂しい時も、眠れない夜もあった。

女性:「ちゃんと見ててよ」

男性:「わかったよ、ちゃんと学校の方を見てるから」

女性:「あ!ほら、いま!」

男性:「え?」

女性:「見えなかったの?」

男性:「ぜんぜん」

女性:「もう、なんでなの?寝てるんじゃない?」

男性:「バカにしてるのか?」

女性:「心配になっただけ」

すぐに会いたい。

そう願うこともあった。

でも、無理なことはわかっている。

わかっているから、わからないことだってある。

女性:「ねぇ?」

男性:「ん?」

女性:「流れ星が見えたら、何を願うの?」

男性:「何って?」

女性:「いや、別に」

次の瞬間、その夜で一番大きくて綺麗な流れ星が夜空を駆け抜けた。

男性:「待たせたな」

女性:「え?」

ドアのインターホンが私を呼ぶ。

そこには、見たことないくらい緊張した彼が立っていた。

女性:「なんで、ここにいるの?」

男性:「いちゃダメか?お邪魔していい?」

女性:「ダメって言ったら?」

男性:「そんなこと言わせない」

女性:「もっと、早く入ってくればよかったのに」

男性:「おまじない」

女性:「おまじない?」

男性:「そう、3つめの流れ星を確認して」

女性:「イジワル」

彼は力強く、私を抱きしめた。

500キロの恋。

3年間という年月。

すべては、これから始まる新しい生活へと1つにつながった。

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なんでかな。インターステラより、好き。

2015.07.21[Tue] 14:00

構成作家の団長です。

 

実はこちヨロから重大発表があります。

 

石田剛太がリオオリンピックのアーチェリー日本代表候補に選ばれた、のは嘘ですし宮Dが来年春ガガガ文庫よりラノベ作家デビューするのも嘘です。

 

こちらヨーロッパ企画福岡支部、八月より放送時間が変わります!

 

八月より毎週土曜日夜22時30分~23時の放送になります!初回放送は八月一日なのでお間違えがないよう!

さて。そんな時間の改変をも乗り越えたこちヨロの、いつだって不動のエースはこいつなのさ。

 

宮Dの締めの一杯!

 

また、同窓会で After Story 締めの1杯

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美夏からの連絡。

美夏:「アキ、今年の同窓会どうする?もし来れるなら、話したいことがあるんだ」

美夏とは高校3年間、一緒のクラスだった。

卒業してからも、お互いの時間があうときは、一緒にご飯を食べたり、飲みに行ったり。

美夏:「最近、ちょっとお腹まわりがヤバくて…」

アンタそんなこと言ったら、世の中の女からぶっ飛ばされるぞ!っていうくらい美貌の持ち主の美夏。

でも、その美しさが男性からは高嶺の花と思われ、なかなかいい人に出会うことがなかった。

アキ:「今年は、体のこともあって、行けそうにないな」

美夏:「そうだね、大事な時期だし。今度、ランチでも」

アキ:「うん、体調がいいときにね。…っで、話したいことって?」

美夏:「そのときに」

結婚して、2年目の夏。

私たち夫婦に新しい家族が増えることがわかった。

まだ安定時期ではないので、ごく仲の良い友達だけには伝えていた。

美夏も、そのひとり。

結婚して、会う機会が減ってしまい、昔ほどお互いの近況報告ができなくなっていたけれど、お腹の中の子のことは、すぐに伝え、自分のことのように喜んでくれた。

連絡をもらって10日ほど過ぎた梅雨の晴れ間。

いつものカフェで、美夏は先に席に座っていた。

アキ:「ごめんね。待った?」

美夏:「うんうん、さっき来たばかりだから。どうお腹の調子は?」

アキ:「かなりの暴れん坊。オトコなのかな?」

席に座る瞬間、美夏の右手が教えてくれた。

今日のランチが楽しくなることを。

私は、先に言ってみた。

アキ:「美夏、おめでとう」

美夏:「え!?」

びっくりした顔でこちらを見た美夏は、右手を恥ずかしそうに隠した。

美夏:「話す前から、私の話をしちゃだめだよ」

アキ:「そうだよね、で、どんなひと?」

美夏:「サイトウ君」

アキ:「え!」

昨年の同窓会。

10年ぶりに再会したサイトウ君は何も変わっていなかった。

変わっていたと言えば、バツイチになってしまったくらい。

そんな彼と、美夏が、あの時、実は出会っていたこと。

美夏:「実は、昨年の同窓会で、アキも結婚しちゃったねって、サイトウ君と話をしていて、お互いのことを話していたら、その日は時間が無くなっちゃって」

アキ:「それから」

美夏:「それから…何度か会うようになってね」

アキ:「それで…」

美夏:「それで」

アキ:「いつ?」

美夏:「これから、お互いの両親には挨拶に行く予定だから、来年かな」

高校2年生の夏。

日焼けしたサイトウ君に告白したことを思い出した。

(高校2年の)美夏:「…そうなんだ」

サイトウ君の彼女の存在に気付かなかった2度目の夏。

1度目から12年が過ぎた、2度目の夏。

その夏は、親友の笑顔が私の隣に存在した。

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同窓会ネタにのかったことと

夏(美夏)の隣は秋(アキ)ってことを織り交ぜたく、最後の一文になりました。

 

えー、上の文章までが宮Dからのメッセージです。メールでちょくちょく解説くれます。

 

とりあえず言えることは、なんか最後の一文に本気だしすぎるケースが最近多い!

2015.07.17[Fri] 00:00

どうも。構成作家の団長です。

 

今回は、収録に福岡へ行った時の楽しみを少々書こうかなと。

 

食です。簡単に言うと、食です。写真はてんぷら屋さんのひらおに行った時の一枚。安いし美味い。こんなのが京都にあったら毎日行っちゃう。

 

たかおって店もありますよね?ひらおにたかお。似てる。三文字で最後におがついてるところだけだが。でもよく考えるとひらおは苗字っぽいしたかおは下の名前だよね。

 

 

早く福岡に行きたい!

そんな感じで福岡に胃袋をつかまれている団長ですが、心をつかまれてるはこちら。

 

宮Dの締めの一杯!

 

最近気合の、というか筆の乗り方が違うねえ。

 

彼女を好きな理由 Another Story 締めの1杯

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彼は私よりも3歳年下。

男性:「僕よりも3歳も年上だなんて嘘みたいだ」

私がドーナッツをかじっていると、彼は私を年下扱いしてくる。

実に嫌味な奴だ。

だが、今日の彼は雰囲気が違った。

男性:「あなたに伝えたいことがあって、」

女性:「…はい。」

畏まった彼の言葉に私は緊張し、ドーナッツを皿に置いた。

彼とは気兼ねなく何でも話ができた。

彼と話をしていると、楽しかった。

コーヒーとドーナッツ、そして彼との時間。

私にとっての貴重な時間となっていた。

男性:「僕はあなたのことが大好きです。けどあなたのことを諦めるために、他に好きな人を作ることにしました」

彼の告白が嬉しかった。

私を大好きと言ってくれた彼と、他に好きな人ができたと言った彼。

時に恋愛感情を抱くこともあったかもしれないが、そのことに気付かずにいた私。

女性:「ありがとう、彼女のこと好き?」

私じゃない誰かのことを好きな彼を心配する言葉は、彼よりも3歳年上のプライド。

男性:「ええ、大好きです」

彼は、まっすぐ私を見つめた。

直視する彼の視線が恥ずかしく、ドーナッツの穴からのぞきこんでやろう…そんなことが頭をよぎった。

人を好きになる、人を好きと言える。

こんな恋愛、いつ、どこで忘れてきたのかな。

女性:「ふふ、がんばってね」

男性:「はい」

彼の返事を確認して、私はドーナッツを手に取った。

二重丸のドーナッツ。

その2つの円は、決して重なりあうことを知らない。

だけど、大きな円が小さな円になることも、小さな円が大きな円になることもない。

円があるからこそ、出会える縁に感謝、感謝。

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僕はこの男がやばい奴やと思ってるんですけど、どうですかねえ。

 

ちなみに今回のパンチラインは

 

直視する彼の視線が恥ずかしく、ドーナッツの穴からのぞきこんでやろう

 

円があるからこそ、出会える縁に感謝、感謝

 

宮D、作家デビューしなはれ。

2015.07.10[Fri] 12:00

最近暑いですねえ。ムシムシして汗が吹き出てきて、バブみたいに溶けるんじゃないかと心配してる厚生作家の団長です。

 

さてさて。ヨーロッパ企画の新作が近づいてきてますよ。これは楽しみです!接近してきています!ええ!こちヨロは本来ヨーロッパ企画が福岡にハマるようにとはじめられたラジオですからね。ここが本当の戦いどころなんですよねー。

 

なんていいながら画像は田崎ちゃんと石田さん。ブログ用に写真撮らせてと言うと、石田さんが二人でと言い出して僕は心の中で別にもう田崎ちゃんゲストじゃないんだし一人でいいけどなあ。っていうか、前もこちヨロガールズで取ったとき石田さんと2ショット撮ったしそればっかりになるけどなあ。と思ったけど黙って撮りました。言った時に石田さんが「二人で撮った方がいいって」と返答してきたらケンカになると思ったからです。

 

ってわけで、僕らは元気です!

はーい。それじゃあいつもこれを楽しみにしてる全国51人のファンのみんなお待たせ!

 

宮Dの締めの一杯!

 

果実好きな彼女 Another Story 締めの1杯

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果物はしばし人生に深い意味を成す。

お誕生日のお祝いには、真っ赤な苺がのったショートケーキを。

夏休みの日記に書いた、大きな、大きなスイカ。

こたつに入って、つめの色が変わるほど食べたみかん。

大事な試合前にはバナナを。

そして、お別れの祭壇には色とりどりの果物が。

人生には果物が必要だ。

そう教えてくれたのは、いつも私を可愛がってくれたおばあちゃんだった。

祖母:「世の中には、いろんな果物があるんだよ。でも、食べちゃいけない果物もある」

小さなころは、それがどんなものか、わからなかった。

想像しても、どんな味がするのか、まったくわからなかった。

わかりたいと思っていたけど、どこにも売っていなかった。

私は、昨夜、彼と別れた。

禁断の果実をかじってしまった。

その果実は、実に甘く、刺激的だった。

のちに悲しい味になるまでは。

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禁断の果実ってのは、なんの隠喩なのかみんなで議論したいところですね。このお祖母ちゃんはきっと色んな酸いも甘いも経験したんだろうな。孫に伝えたかったんだろうな。色んなことを。RIP。

2015.06.30[Tue] 00:00

こちヨロ構成作家の団長です。

 

いやあいい加減雨が鬱陶しいですねぇ……雨の匂いが心地いいって人もいますけど僕にはその風流さ伝わりません!でも雨が降らないと農作物とか困るしね。なんにもいえねー。

 

さてさて。こちヨロも元気にやっておりますが、今回の放送で特筆すべきはやはりカクテル。最近コラボカクテルとかやってますが毎年僕らを震わせるこの人、画像の男マネージャー吉田のヨシダカクテルがやってきたわけです!

そんなヨシダカクテルで妄想を爆発させたのが職人気質な一面を見せながらもサマービーチでDJするギャップ魔王、宮D!さあ今週も、宮Dの締めの一杯!

 

恋とマシンガン2015 After Story 締めの1杯

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男性:「なんかお腹すいたね?」

今夜は少し飲みすぎた。

いや、言い直そう。

今夜も飲みすぎた。

そんな夜は、いつも以上にお腹がすいてしまう。

若い女性:「そうですね」

彼女は、スマホの画面を確かめた。

若い女性:「…まだ1時半なんだ、どこに行きます?」

ひとまわり以上年下の女の子。

音楽好きな彼女と過ごす夜。

年齢なんて関係ない…と思うのは、年上の都合のいい解釈。

楽しい夜だが、明らかに彼女は恋愛対象として、僕に興味はない。

若い女性:「わたし、なんでもいいですよ?」

どこへ行くかも決めないまま、僕らはKEITH FLACKをあとに、親富孝から国体道路へと歩く。

男性:「好きだなぁ」

僕は意味深に、つぶやいた。

彼女は反応しなかった。

男性:「いいよねぇ」

彼女は、またしても反応しなかった。

僕は付け加えた。

男性:「この街」

彼女は、そういう意味なら!…といった感じで、僕の言葉に反応した。

若い女性:「そうですね。珍しいのかな?ここに来る人も、ここで住んでいる人も好きと言える街って」

その通りだと思った。

大事なところをはぐらかした彼女の反応に残念さを感じながらも、僕は会話を続けた。

西通りから、国体通りのアップルストアが見え始めたとき、彼女は思い出したように、僕を見つめて言った。

若い女性:「本当に、なんでもいい?」

男性:「ああ、もちろん」

これまで敬語だった彼女の言葉に変化があり、少しドキッとした。

ここまで一緒に来たら…ここまで一緒にいたのだから。

実は…、本当は…。

脳裏に、可能性がかすめた。

だが、次の一言で、僕の考えは一瞬ですべて吹き飛んだ。

若い女性:「じゃ、ここまで来たからお寿司で」

確かに、この近くに、この時間でもお寿司は食べられるが。

男性:「いいよ、行こう」

麺じゃないのかよ。

今から、またガッツリ食べるのかよ。

心も体も打ちのめされた。

年齢なんて関係ない…と思うのは、年下の都合のいい解釈。 なのかもしれない。

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思いっきり現実の世界に戻されてるやん。この夏、この男に何があるんや!宮D!もっと、助けてあげて!救済してあげてよ!この男を!

 

都合のいい解釈にまつわる年上と年下の構造に、宮Dはどちらかというと直木賞より芥川賞が欲しいんじゃなかろうか。と僕は考察した。

2015.06.22[Mon] 00:00

どうも。あっちゅうまに、六月も過ぎ去っていきますねえ。構成作家の団長です。

 

ちょっとね、ほっこりしてます。糞どうでもいいでしょうけど聞いてください。こちヨロ、今年で三年目なんですよ。一年目、2013年ですか。ヨーロッパ企画が10年以上も福岡で公演し続けているのにお客さんが微妙に少なくなっている疑惑をどうにしよう!と石田剛太が立ち上がり、福岡に支部を作ったのが2013年なんですよ。

 

もう3年ですよ。早いですねえ。なんだかんだ、マンネリになるのかなぁと心配もしましたが毎年毎年色々勝負させてもらってます。今年なんかはこちヨロガールズを作ったりね。でも収録の時に僕と石田さんと宮Dの三人だけの時があって(マネージャーやスタッフは他の仕事で席を外してるだけでしたが)、ああ、なんかこちヨロがちょっとずつ広がっていってるけどこの収録現場には今この三人なんだなって思うと不思議なね、この、ドラクエ2のパーティーのような気持ちになるのです。そこに毎年ヨシダカクテルを何故か書くことで有名な吉田マネージャーや、支えてくれるマムちゃんやスタッフ陣。これが加わったらもうドラクエ4ですよ。

 

 

何が言いたいかっていうと、すげえ面白いラジオだなっていう手前味噌でした。写真はコラボカクテルの時のお二人。

さて。ほっこりついでに宮Dの締めの一杯!

 

今回、メールにまさかの文章がありました。「今までにない感じの妄想です」

 

宮D、何を勝負しとんや!もうタイミング的に芥川賞のノミネートは無理や!

 

彼女の口癖 Another Story 締めの1杯

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彼らもカップルのようだが、こちらもカップル。

隣に座っていたカップルの会話。

聞き耳を立てていたわけではなく、聞こえてきたと言ったほうがこの場合誤解を招かないだろう。

隣のカップル女性:「やせたいなー」

隣のカップル男性:「ハンバーグを食べ終えたばっかりで何言ってるの?」

ごもっとも。

彼女と僕は目を合わせた。

まさに、僕らはそのハンバーグを口にしようとしていたところだった。

僕:「だってよ」

彼女:「痩せてほしいの?」

僕:「いや、そう意味じゃない。」

彼女:「あなたが食べたいって言ったから来たのよ」

僕:「ごはん、どうする?って言ったら、どこでもいいって言ったから」

彼女は、(わかった、わかった、あなたの言う通りね)と言わんばかりの顔をしながら、ハンバーグを切り刻んだ。

隣のカップル女性:「食べて痩せるって矛盾はないのかしら」

隣のカップル男性:「けど僕は君がおいしいものを食べるときはとても魅力的だと思うよ。ハンバーグを食べているときの君はとてもかわいい」

隣のカップル女性:「食べ終わったら可愛くなくなるのよ。顔もお腹も」

隣のカップル男性:「そんなことないさ」

彼らの会話が、僕らのテーブルに割って入ってくる。

彼女:「そういえば、最近ないわね」

僕:「何が?」

彼女:「かわいいとか、きれいとか」

僕:「おいおい」

彼女:「最後に言ってくれたのはいつかしら?」

僕:「この前言ったはずだが」

彼女:「この前?」

僕:「ああ、そうだよ、この前の結婚式で」

彼女:「そうかしら?あの時はいろいろとバタバタしていたから」

先月、三女が結婚した。

僕らは子どもに恵まれ、3人の女の子を授かった。

付き合って、すぐに結婚。そして長女が生まれ、次女が生まれ、三女が生まれ。

1日の長さは変わらない。

思い出もたくさんある。

ただ、3人目が結婚し、家を出ていくと、それまでの時間が一瞬の出来事のように感じられた。

そして、僕の横には、母ではなく、再び彼女が座る。

隣に座るカップルは、三女より少し若いくらいのカップルのようだった。

彼らは、この後、ジェラートでも食べに行くそうだ。

数年ぶり、彼女とのデート。

彼女:「美味しかったわ」

僕:「若い人ばかりかと思ったけど、そうでもなくよかったよ」

彼女:「デザートは別腹よ」

僕:「わかったよ」

若いころから細身の彼女。

昔から食事デートの最後にはデザートを欲しがる。

彼女:「ねぇ、ここどうかしら」

不慣れなスマホを触りながら、彼女は目を細めた。

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視点が、ついに第三者になってしまった。

 

これはねえ、本編のストーリーが繰り広げられているまさにその現場に居合わせた人たちのお話。まさにサイドストーリーですね。劇的な世界は外部に波及する。

 

しかも、老夫婦のお話やったんかいという。

 

あれ、宮D、今年の締めの一杯マジで物書き目指してない?よくできとるでこれも!

2015.06.15[Mon] 00:00

どうも。こちヨロ放送作家の団長です。

 

今回のトピックはもちろん……LOVEFMが誇る二大人気番組!自分で言っちゃうこちヨロチームと本当に人気番組NATURAL DRIVIN’チームのコラボレーションですね!

 

イシダカクテルでのコラボと相成ったわけですが……いかがでしたでしょうか。結局のところラジオのパーソナリティはみんなラジオ愛がすごくて「昔こういうコラボみたいな企画ラジオとかであったじゃないですか!」「ああ、ああおいうのたまりませんよねぇ」的な会話が石田剛太、佐藤ともやすさん、宮Dからずーっと止まらず、僕はそれを見ながら「ああ、この人たちは本当にラジオ好きなんだなあ。とり皮美味いなあ」と鳥の皮を食いながらニコニコしてました。

 

写真は、糞ほどチャらい、コラボのときの熱さは微塵も感じないスペインフェスタにDJしにいってきまーすと西日本一軽い部分を見せ付けにきた宮D。

さて。そんなこんなで、今回はコラボカクテルの締めなので宮Dが気合入りまくりだと思う宮Dの締めの一杯!

 

似てない僕ら After Story 締めの1杯

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彼女から、その後、連絡はなかった。

僕からも改めて連絡を取ることはなかった。

そして、僕は信じた。

あのメッセージが彼女のもとに届いていることを。

DJ:『似てない彼女さん。わかると思いますのでね、今夜7時ピザ屋に行ってください。幸運を祈ります』

人生初、ラジオでメッセージが読まれた。

数秒の出来事だったが、聞いている僕が緊張した。

僕の文章が、僕のものではない気がした。

美声とともに、熱いコメントが僕の背中を後押しする。

何度も、何度も、心の中でDJのコメントが響く。

DJ:『幸運を祈ります』

僕は少し早めにお店にたどり着いた。

果たして彼女のもとへメッセージは届いているのだろうか。

彼女はあらわれてくれるのだろうか。

僕がスマホの画面をのぞいていると、左後ろから声をかけられた。

女性「あの曲、なんて曲?」

声のする方向へ振り返ると、そこに彼女は立っていた。

男性「Sam CookeのBring It On Home To Meって曲だよ」

彼女は頷きスマホで曲名を検索しながら、僕の横に座った。

女性「それで?」

男性「それでって?」

女性「だから、なんで怒っているかわかってんの?」

男性「ごめん」

女性「だ、か、ら…」

彼女の声は明らかに不機嫌だった。

ただ、彼女の目は僕の心を読み取っていたのか、穏やかな目をしていた。

僕が彼女を怒らせてしまった理由。

それは、彼女との約束だった。

彼女は記念日を大切にするタイプで、僕は日々の暮らしの中で彼女と一緒に過ごす時間を大切にするタイプ。

彼女の言っていることもわからなくないけれど、平凡な毎日があってこそ。

5回目の付き合い記念日。

彼女はもちろんのこと、僕も覚えていた。

ただ、その日、急遽仕事が立てこみ、約束が守れなかった。

彼女はお店を予約し、ずっと待っていた。

どうしても連絡が取れない。

はじめは不満だったようだが、連絡が取れない状況に、次第に彼女は不安を抱いた。

もしかして何かあったのでは…。

僕が連絡した時には、彼女は店をあとにし、僕の家にいた。

すぐに謝っていればと今さながら思うのだが、こちらも急な状況に気持ちが高ぶっていた。

いつもなら、彼女の話を聞くのが好きな僕だが、この夜だけは少し違った。

女性「あなたの言ってることは分からない!」

それから今日にいたるまで、彼女と連絡を取り合うことはなかった。

男性「改めて、ごめんなさい。あの日は、少しストレスを感じていて」

女性「どんだけ待っていたか知ってるの?」

彼女の声から不機嫌さはなくなっていた。

女性「さ~て、今夜はたーくさん飲んで、食べちゃうからね」

男性「お付き合いしましょう」

ひと月遅れの乾杯。

似てない僕は、似てない彼女さんの話を楽しんだ。

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これはねえ、本編のカクテルでは語られなかった部分をちゃんと補完するという、まさにアフターストーリーとして仕上がってる締めの一杯ですよ。こういう形で発表する意味のあるね。色んな想像をしていて、ああなるほど、こういうことだったのかと。いいですねえ。思ったよりもすれ違いレベルは高かったけど。

 

でもよ、これなんやろ。普通のええ話になってるやん!なにこれ!ただのいいベリーショートの読み物なってるやん!カクテルちゃうでこれ。石田宮Dの短編小説やん。

 

 

あんたら何になるつもりや!僕を置いていかないで!

2015.06.09[Tue] 00:00

どうも。構成作家の団長です。

 

いやあ、あっというまに6月ですね。そんなこんなで今月一発目のこちヨロ!いかがでしたでしょうか。

 

この土日に団長の率いる男肉duSoleilという団体の福岡公演があったんですが……こちヨロスタッフ陣が観に来てくれましたし、なによりこちヨロガールズがゲストとして出場してくれたんです!わー!

 

画像はその時の島田と田崎。画像じゃいかがわしいけど、二人は頑張ってましたよ!

さて。

 

梅雨が到来しても宮Dのペンは止まりません。

 

宮Dの締めの一杯!

 

映画をみるタイミング Another Story 締めの1杯

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彼女と出会ったのは、友達との飲み会だった。

最初は、それほど意識していなかったけれど、話すうちに彼女が映画館で働いていることを知り、共通の話題から僕らはお互いに興味を抱き、いつしか付き合うようになった。

それから2年。

僕らは喧嘩することなく変わらぬ間柄でいた。

女性「ねぇ、今度の休みはいつ?」

男性「次の日曜日」

女性「この前アカデミー賞を獲った、あの映画、見にいかない?」

男性「いいよ。面白いって見た人がいっていた」

面白いと言っていた人。

それは僕だった。

彼女には、見たことを、即座に言えなかった。

「見た」ことより、「誰と見たか」。

それが、彼女に言えなかった理由。

なんだか、彼女にも、一緒に映画に行った人にも、僕は罪悪感を抱いていた。

翌日、彼女からラインが届いた。

女性「次の日曜日の約束、変更してもいいかな?」

話を聞くと、彼女の親友がどうしても相談したいことがあるといい、そのためだそうだ。

僕も一度会ったことある友達だったので、特に疑問を抱くことなく了承した。

それから、僕らは会う機会がなくなり、連絡もなくなっていった。

別れる気はなかったが、お互い何かを察していたのだろう。

タイミングが合えば、彼女に再会できるだろう。

タイミングが合えば。

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なによこれ。なんなのよこれ。湿っぽいわあ。宮D!梅雨やからって!

 

これ本編に出てくる女の彼氏視点での物語になってるんですが……結局このカップルはもうあかんくなってたんやね。っていうか、どっちとも浮気カップルや。罪悪感って言葉に酔って自分に許しを請おうとしている。

 

喝だ!

 

お前らにタイミングは来ない!

 

ちなみに宮Dはすっげえチャらい格好で公演を観に来てくれたのでそのチャラDの姿は来週のブログにて公開しようと思います。

DJ紹介

  • 石田剛太 (ヨーロッパ企画)
  • Gouta Ishida (Europe-Kikaku)
  • いしだ ごうた
    1979年6月3日生まれ、愛媛県出身
    俳優/ラジオパーソナリティ
    趣味/写真・ラジオ鑑賞
    特技/バレーボール

    99年、第2回公演よりヨーロッパ企画に参加。以降、ほぼ全本公演に出演。
    多数の外部出演にくわえ、イベントでのMCや、ラジオパーソナリティとしての活動も多い。
    また、「ヨーロッパ企画の暗い旅」などのバラエティでも活躍。

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