番組審議会

更新日:2018年7月11日

LOVE FM放送基準

ラブエフエム国際放送は、貢献・文化の向上・公共の福祉・産業と経済の繁栄に役立ち、平和な社会の実現に、放送によって寄与することをその使命とする。
われわれは、この自覚に基づき、民主主義の精神に従い、基本的人権と世論を尊び、言論および表現の自由を守り、法と秩序を尊重して社会の信頼に応えていく。
上記目的を実現するために、当社は放送番組を次の基準によって編集する。


○ できる限り多くの言語で情報を提供し、九州北部在住の様々な国の人々とコミュニケーションを図っていくことを目指す。
○ 放送内容は、従来のようにアップ・トゥ・デイトなニュースに限らず、母国の情報、災害時の緊急放送、生活面での必要な情報などをそれぞれの母国語で語りかけるような新しい概念の放送を目指す。
○ 報道番組は、すべての干渉を排し、政治・経済・社会上の諸問題に対して公正な立場を守り、対立意見の問題に関しては多角的に論点を明示する。
○ 教育番組・教養番組に関しては、対象を明確にして妥当な時間帯に編成し、必要な告知を実施する。
○ 娯楽番組は、聴取者に健全な楽しみを提供し、生活内容を豊かにすると共に、その育成を図る。
○ 社会の公安及び善良な風俗に反する放送は行わない。
○ 個々の番組の企画・制作・実施にあたっては、『日本民間放送連盟基準』を遵守することを基本方針とする。



ラブエフエム国際放送 番組審議会からのお知らせ

第159回 番組審議委員会 議事録概要

● 開催日時 平成30年6月8日(金)18:30〜
● 開催場所 ラブエフエム国際放送株式会社 本社会議室
● 出席委員
  伊藤 寛(委員長)
  井本 彩乃
  岡 幸江
  姜 益俊
  新開 裕司

  (社側出席者)
  村本 朗子(編成)
  菊地 純哉(編成)
  吉田 晴子(編成)
  温水 慎一郎(制作)
  穴井 桂(制作)


● 議題
「防災袋」毎週月~金曜 11:00~11:05

● 議事の主な内容
番組審議会規程の一部変更の協議後、番組視聴し番組制作プロデューサーより、番組の概要について説明があり、委員の皆様からは以下のようなご感想、ご意見をいただきました。

・日本国内の防災事項一般について良く理解できてない海外からの居住者、旅行者の方々にとっては貴重な情報源になるのではないかと思いました。
・外国人向けに「あぶない」など緊急時に必要な言葉を教えていくことも大事だと思います。
一方で、緊急時の想定をもっと細かく考えた方が良いと思います。たとえば旅行者と居住者では必要な情報が違ってきます。旅行者には外国語放送がとりわけ有効だと思いますが、居住者には意外と“やさしい日本語”の方がニーズがあるのではないかと思いました。さらに行動マニュアルとして、何かの時に思い出せるように、わかりやすくコンパクトにした方がより効果的です。
・日本語の内容より、外国語の方がシンプルになっています。緊急時でなければもう少し詳しくても良いのかなと思いました。
・英語しか分からない外国人向けには、安全標語のような、わかりやすい英単語の方が伝わるかもしれないと思いました。
・シリーズになっているため最初の情報だけしか聞いていなかったら、知識は得られますが災害が起こったときにどのように防いだらよいのかの具体の対策がわからないと思います。
・最初の基本情報は確かに大切な情報ではあるのですが、体感した事のない外国人にとっては関係のないことだと思います。地震を経験せずに日本に来るので、いきなり地震が起こると「これは震度4」といわれてもただパニックになるだけです。基本情報は親切ですが、外国人には必要無いのではないかと思います。台風のカテゴリーも意味がないと思います。
・観光客は旅行会社のマニュアル等で情報は与えられます。最近はレンタカーでドライブする人も多いです。車というシーンを想定し、たとえば空港で観光客向けにLOVE FMを紹介すれば防災情報が役に立つかと思います。
・ディテールよりも総論を、やさしい日本語で伝えるのがよいと思います。たとえば「梅雨時で大雨になるケースがあります。交通機関が止まる事もあります。詳しくはホームページで」のように、大事なポイントだけ分かりやすく伝える事も必要だと思います。またホームページに4言語載っていたら、在住外国人はチェックすると思います。
・福岡市防災センターに留学生を連れて行った時、風に当たる経験をしたのですが、外国人にとって風の強さ等の数値はどうでも良いです。身を守るために“どう行動するか”が一番大事と思います。
・外国語しか分からない方が「いざという時はLOVE FM」と思ってもらえるような存在になるために何を伝えていくかをもっと考えていく必要があると思います。
・福岡の人にとっては警固断層が身近な問題なので、危険度の高い順位や伝えるべき情報もあるのではないでしょうか。たとえば津波が来た時にどこへ逃げたら良いのか等、基本的な判断を支える情報が必要だと思います。


次回番組審議委員会は7月に開催予定です。

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