番組審議会

更新日:2022年07月29日

LOVE FM放送基準

ラブエフエム国際放送は、貢献・文化の向上・公共の福祉・産業と経済の繁栄に役立ち、平和な社会の実現に、放送によって寄与することをその使命とする。
われわれは、この自覚に基づき、民主主義の精神に従い、基本的人権と世論を尊び、言論および表現の自由を守り、法と秩序を尊重して社会の信頼に応えていく。
上記目的を実現するために、当社は放送番組を次の基準によって編集する。


○ できる限り多くの言語で情報を提供し、九州北部在住の様々な国の人々とコミュニケーションを図っていくことを目指す。
○ 放送内容は、従来のようにアップ・トゥ・デイトなニュースに限らず、母国の情報、災害時の緊急放送、生活面での必要な情報などをそれぞれの母国語で語りかけるような新しい概念の放送を目指す。
○ 報道番組は、すべての干渉を排し、政治・経済・社会上の諸問題に対して公正な立場を守り、対立意見の問題に関しては多角的に論点を明示する。
○ 教育番組・教養番組に関しては、対象を明確にして妥当な時間帯に編成し、必要な告知を実施する。
○ 娯楽番組は、聴取者に健全な楽しみを提供し、生活内容を豊かにすると共に、その育成を図る。
○ 社会の公安及び善良な風俗に反する放送は行わない。
○ 個々の番組の企画・制作・実施にあたっては、『日本民間放送連盟基準』を遵守することを基本方針とする。



ラブエフエム国際放送番組審議会からのお知らせ

第200回 番組審議委員会 議事録概要

● 開催日時 2022年7月15日(金)18:00〜
● 開催場所 ラブエフエム国際放送株式会社
● 出席委員
  岡 幸江(委員長)
  姜 益俊(副委員長)
  伊藤 寛
  井上 絵梨
  漆島 雄心

● 議題
「ZILEMMA THEATER RADIO」
(毎週火曜日午後11時〜午後11時30分)

● 議事の主な内容
番組制作プロデューサーより、番組の概要について説明があり、委員の皆様からは以下のようなご感想、ご意見をいただきました。

・番宣?と印象を感じました。他人の楽しい会話を垣間見ているような、誰かが会話しているところを横から覗いて聴いている感覚でした。番組を通して拝聴していると趣旨は何だったのか分からないまま終わってしまいました。番組を聴き終わった後に、事前に頂いた番組概要書を拝見し、イベント宣伝が目的だったことが分かり自分の中でも答え合わせすることが出来ました。
・この番組のコンセプトが番宣という事ですが、誰に向かっての番組なのかと思って聴いていました。放送時間帯も落ち着いた時間にサークルのような他愛のないトークをされているのはどうなのかと思いました。12月にイベントを開催するに当たってのPR番組とお話をされていましたが、番組を聴いていてもイベントの詳細が分からず、何をPRしたいのか不明でした。
・普段LOVE FMを聴いているリスナーやラジオ番組を聴きたいと思っているリスナーからするとDJのトークが内輪な話なので、一見さんは聴きにくいと思います。もしこのスタイルで進めるのであれば、イベントを盛り上げるための番組であることを番組内で何回か差し込んだりすると趣旨が伝わり、番組を楽しんで頂けると思います。
・DJの皆さんのトークに勢いがあってテンポが良かったです。演劇をされているので非常に柔軟なトークでした。声質も変えたり、舞台慣れしていらっしゃる方々だという印象がありました。
・自分たちが楽しくやっているだけのように感じ、リスナーからすると置いてけぼりな感じがしました。
・演劇の一部のようなシチュエーションでやり取りをされていた回があり、非常に良いと思いました。その回のように本業を生かして番組作りをされた方が盛り上がるのではないかと思いました。
・誰がこの番組で得をしているのかも疑問に思いました。少なくともリスナーは得をしておらず、誰が良い思いをしているのかがわかりませんでした。若いので楽しくすれば、楽しい雰囲気が伝わると期待感が彼らにはあると思いますが、その考え方ではラジオ番組としては成立しないと思います。
・「番宣をする」「喋りをする」「自分たちのクオリティを感じてもらえる取り組みをする」というような3つのパートに分けて番組構成をする等工夫をして制作をしたほうが良いと思います。
・雰囲気で聴くのであれば楽しさはあると思います。身内感はありますがその中にも楽しさがあり、ゲームの場面でもテレビと同じような感覚で楽しめました。番組としての聴きやすさはありましたがイベント「ZILEMMA THEATER」のことは全く詳細がわかりませんでした。最後に少しイベントの紹介をされますが、紹介されるまでが長く、何のためにトークをしているのか意図が伝わってきませんでした。せっかくの30分番組なのに勿体なさを感じました。
・エンターテイナーは福岡にも沢山いると思うのでゲストを入れてみたりして、今回のイベントがどのように福岡のエンタメ界に意味があるのか等を引き立ててみる仕掛けの1つの手なのかと思いました。
・番組内で「福岡のエンタメ界は変わります」とお話しされていて、どのような内容で話されていたかは分かりませんが、よりリアリティをもって語ってほしいと思いました。

次回番組審議委員会は9月に開催予定です。



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