ラブエフエム国際放送は、貢献・文化の向上・公共の福祉・産業と経済の繁栄に役立ち、平和な社会の実現に、放送によって寄与することをその使命とする。
われわれは、この自覚に基づき、民主主義の精神に従い、基本的人権と世論を尊び、言論および表現の自由を守り、法と秩序を尊重して社会の信頼に応えていく。
上記目的を実現するために、当社は放送番組を次の基準によって編集する。


○ できる限り多くの言語で情報を提供し、九州北部在住の様々な国の人々とコミュニケーションを図っていくことを目指す。
○ 放送内容は、従来のようにアップ・トゥ・デイトなニュースに限らず、母国の情報、災害時の緊急放送、生活面での必要な情報などをそれぞれの母国語で語りかけるような新しい概念の放送を目指す。
○ 報道番組は、すべての干渉を排し、政治・経済・社会上の諸問題に対して公正な立場を守り、対立意見の問題に関しては多角的に論点を明示する。
○ 教育番組・教養番組に関しては、対象を明確にして妥当な時間帯に編成し、必要な告知を実施する。
○ 娯楽番組は、聴取者に健全な楽しみを提供し、生活内容を豊かにすると共に、その育成を図る。
○ 社会の公安及び善良な風俗に反する放送は行わない。
○ 個々の番組の企画・制作・実施にあたっては、『日本民間放送連盟基準』を遵守することを基本方針とする。

第204回　番組審議委員会　議事録概要

● 開催日時　2022年12月9日（金）18：00〜
● 開催場所　ラブエフエム国際放送株式会社
● 出席委員
　　岡　幸江（委員長）
　　姜　益俊（副委員長）
　　井上　絵梨
　　漆島　雄心

● 議題
「シド マオの “Your morning color”」
（毎週月～金曜日　正前10時50分〜午前11時）

● 議事の主な内容
番組制作プロデューサーより、番組の概要について説明があり、委員の皆様からは以下のようなご感想、ご意見をいただきました。

・福岡県出身のマオさんが福岡県出身の方をゲストに招いて、福岡県の方々を元気にしていくという地元に密着していること自体がとても良いと思いました。
・10分という長さは、集中力が途切れない丁度良い長さで、聴いていて楽しさと新しい発見をさせて頂き、非常に良かったです。
・マオさんの声質が夜向きの穏やかな声質というのもあり、放送時間が夜帯でも良かったのかなと思いました。
・頂いた放送回の楽曲が番組内容の雰囲気と対局にある感じがありました。トークはしっとり聴いて、インテリジェンスな感じを受けながらシドの楽曲が流れて、方向性が違うなと感じ違和感がありました。
・マオさんの声が心地よくて、爽やかな印象を受けました。番組内容に関しては、雑誌や新聞の記事、一日ずつ更新されるコラムのようなイメージがありました。集めていくと豊かな構成になって、全体として良いコンテンツだと思いました。
・ゲストとのトークのマオさんのリアクションが自身の体験を踏まえたり、音楽に置き換えたりしていたところがマオさんをきっかけに番組を聴き始めた人でも理解が深まり、良い構成だと思いました。ただ一つ気になったことはファンの方はもう少しマオさんの話を聴きたいと思う方も多いのでは？と思いました。
・お茶を飲みながら雑談をしているような回や、九州福岡に関して話している回もあり、内容にバラつきがありました。10分間の放送の中でトークの部分は6分くらいだと思いますので、トーク内容をまとめてから始められた方が良いと思いました。またゲストの方にトークの分数をあらかじめ伝えておいた方が良いと思いました。
・リスナーは、マオさんのフィルターを通して見える世界やもっとマオさんのユニークな視点からの質問やコメントが聴きたい人もいると思います。マオさんの物の見方、考え方、アプローチの仕方、だからあのような音楽を作れるのかと思わせて欲しいです。
・ゲスト無しで、マオさんの１人喋りで、最近思うこと、見て、体験して、感じたことなどを、好きなようにおしゃべりする回があっても良いと思いました。リスナーはそこにあるキーワードやトピックス、彼の視点などを知ることが出来て嬉しいと思います。
・もう少しマオさん色を番組に足して欲しいと思いました。今年の1月から喉を傷めてライブ活動を休止され、その期間でも活動自体をとめずに、新しいことに挑戦していく期間として今を位置付けられています。マオさんが久留米などの地域にこだわりを持っているところがよく、ビジュアル系バンドが「夜」のイメージがありましたが、朝向きで爽やかさがあって、これも挑戦なのかと思いました。内容としてマオさんのいろいろな想いや大人の風格もあり、様々なこともチャレンジされているのでマオさん自身のことも知ってみたいと思いました。
・ゲストの方には番組のコンセプトを理解して出演していただきたいです。例えば福岡で有名な建築家や医者などご自身の業界では有名で経験も豊富かと思いますが自己PRをされているように感じました。その話をマオさんが聴いているという構造になっていると思います。そこはコンセプトとズレてしまっているので、どんなに著名人であってもこの番組では福岡のことを想ってお話してほしいです。


次回番組審議委員会は2月に開催予定です。