福岡のFMラジオ局 LOVE FM。周波数76.1MHz。九州北部広範囲をカバーする10ヶ国語の多言語放送局。
ラブエフエム国際放送は、貢献・文化の向上・公共の福祉・産業と経済の繁栄に役立ち、平和な社会の実現に、放送によって寄与することをその使命とする。われわれは、この自覚に基づき、民主主義の精神に従い、基本的人権と世論を尊び、言論および表現の自由を守り、法と秩序を尊重して社会の信頼に応えていく。上記目的を実現するために、当社は放送番組を次の基準によって編集する。○ できる限り多くの言語で情報を提供し、九州北部在住の様々な国の人々とコミュニケーションを図っていくことを目指す。○ 放送内容は、従来のようにアップ・トゥ・デイトなニュースに限らず、母国の情報、災害時の緊急放送、生活面での必要な情報などをそれぞれの母国語で語りかけるような新しい概念の放送を目指す。○ 報道番組は、すべての干渉を排し、政治・経済・社会上の諸問題に対して公正な立場を守り、対立意見の問題に関しては多角的に論点を明示する。○ 教育番組・教養番組に関しては、対象を明確にして妥当な時間帯に編成し、必要な告知を実施する。○ 娯楽番組は、聴取者に健全な楽しみを提供し、生活内容を豊かにすると共に、その育成を図る。○ 社会の公安及び善良な風俗に反する放送は行わない。○ 個々の番組の企画・制作・実施にあたっては、『日本民間放送連盟基準』を遵守することを基本方針とする。
第215回 番組審議委員会 議事録概要
● 開催日時 2024年2月16日(金)18:00〜 ● 開催場所 ラブエフエム国際放送株式会社 ● 出席委員 岡 幸江(委員長) 姜 益俊(副委員長) 伊藤 寛 漆島 雄心 柳田 駿 パク・スージ ● 議題 特別番組「COMMON POINT」 2023年11月21日(火)午後7時〜午後8時(収録番組) ● 議事の主な内容 番組制作プロデューサーより、番組の概要について説明があり、委員の皆様からは以下のようなご感想、ご意見をいただきました。 ・普段意識していない人や、普段考えていない人にとって環境問題というものは難しい問題です。最初の10分で硬い印象を持ってしまいました。「社会問題は知ることが大事」というフレーズに引っかかり、最終的な着地点として、そこに落ち着くことは、根本的な解決にならないと感じました。 ・ラジオで何か学ぶ事が出来良かったと思います。4組のゲストもそれぞれ違う観点からの環境のテーマを捉えていて、1時間のラジオを盛り上げていたので良かったです。1組目と2組目の話はしっかりとした内容だったので、順番を4、3、1、2の順番に変えた方がもっと関心を持てたと思います。 ・パタゴニアさんのブランドを知ってはいたのですが、環境問題などにフューチャーをしていることが知れて、会社としてのイメージが個人的には良くなったと思います。 ・イベントからラジオに入る方もいると思いますし、双方にとって良いことだと思いました。ムール貝の話などもすごく面白いと思い、番組を作れるくらい関心が高まり、広がりがもっと持てそうだと思いました。 ・漆島委員が仰っていたように問題定義で終わってしまうのはすごく勿体ないと感じました。 ・しっかり社会のことを考えるようなキッカケになるということですごく良かったです。色々な角度で環境問題を見ているので一般の方が聞いても入りやすいと思いました。 ・Annaさんが英語を話せるので、日本国内の環境問題に限らず、外国の方をゲストに招いたり、電話を繋いだりすることで、グローバルの問題だけどローカルの問題であるということをアピールするべきだと思いました。それがLOVE FMのコンセプトでもあると思います。 ・記憶が薄くなるのでこういったイベントは、年に1度ではなく、定期的にするべきだと思いました。また、会場に来られない方もいると思うので、ラジオとSNSなどの色々なメディアでシンプルにこのメッセージを伝えていく、次の特番聞いてくださいといったように、アナウンスすることが大事だと思いました。 ・この環境問題というのは皆さんの共通の財産ですので、その財産を守っていって、サスティナブルに使っていくかということが必要です。なので、やはり利害関係のある企業さんが、今後どんどん応援してくれないとこういうメディアも続かないと思います。そうした意味では、プライベートでも企業さんともっと連携して、ファンを増やし、色々な企業さんがやっていることの中心になれたらいいなと思っています。環境のテーマだったらLOVE FMがやっていますよといったようになれたら良いと思います。 ・ファッションや食べ物などの、一般の人にも親しみやすいネタを絡めている組み立ては良いと思いました。 ・ファッションや食べ物などの、一般の人にも親しみやすいネタを絡めている組み立ては良いと思いました。 ・環境意識が高いパタゴニアさんは、ライフスタイルや働き方改革などについても何十年前からもやっていて、すごく柔軟に世の中に対してメッセージやアプローチを与えている会社です。そういった意識で発信出来たということはラジオ番組だけではなくイベントも含めてすごく良い取り組みだと感じました。この立て付けと段取り、準備も良くやり切ったのではないかと思います。 ・基本的には好感をもって番組を拝聴しました。ただ、わからない言葉がいくつかありました。例えば「SEAING(シーイング)」という言葉が出てきたのですが、海と森は繋がっているというのはある意味常識的な部分ではあるのですが、“海と繋がる”がテーマなのに番組冒頭から海ではなく、森から入るのはいかがなものかと思いました。個人的には海のお話をしている、清野先生を最初に持ってきます。「福岡って海と繋がっている面白い地域ですよ」といった福岡を打ち出しながら語ってくださっていたので、導入部分はそちらの方が良いと思いました。 ・どうのようにして柔らかく伝えていくか、といった議論になっている中で、ラジオ局として考える柔らかさというのと違う柔らかさを持っている人たちが、もっといるのではないのかなと思っています。例えば、食の人や、森の間伐をやっている人たちなど、作り手をやっている人たちが考える柔らかさといったのがあるのではないかと思いました。そこからパタゴニアさん以外の人たちと組んでいくとアプローチが豊かになっていくのではないかと、作っていくことへのプロセスへのアプローチがあると面白いと思いました。飲食の人たちが「農ある暮らし」を都会に伝えるイベントを作っていたのですが、自分たちはただ食事を出しているだけではなく、生産者の方の価値を都会に届ける役割と考えています。食べ物だけではなくて、価値を届けていると考えている人たちも沢山まだいると思います。 次回番組審議委員会は3月に開催予定です。
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