ラブエフエム国際放送は、貢献・文化の向上・公共の福祉・産業と経済の繁栄に役立ち、平和な社会の実現に、放送によって寄与することをその使命とする。
われわれは、この自覚に基づき、民主主義の精神に従い、基本的人権と世論を尊び、言論および表現の自由を守り、法と秩序を尊重して社会の信頼に応えていく。
上記目的を実現するために、当社は放送番組を次の基準によって編集する。


○ できる限り多くの言語で情報を提供し、九州北部在住の様々な国の人々とコミュニケーションを図っていくことを目指す。
○ 放送内容は、従来のようにアップ・トゥ・デイトなニュースに限らず、母国の情報、災害時の緊急放送、生活面での必要な情報などをそれぞれの母国語で語りかけるような新しい概念の放送を目指す。
○ 報道番組は、すべての干渉を排し、政治・経済・社会上の諸問題に対して公正な立場を守り、対立意見の問題に関しては多角的に論点を明示する。
○ 教育番組・教養番組に関しては、対象を明確にして妥当な時間帯に編成し、必要な告知を実施する。
○ 娯楽番組は、聴取者に健全な楽しみを提供し、生活内容を豊かにすると共に、その育成を図る。
○ 社会の公安及び善良な風俗に反する放送は行わない。
○ 個々の番組の企画・制作・実施にあたっては、『日本民間放送連盟基準』を遵守することを基本方針とする。

第223回　番組審議委員会　議事録概要

● 開催日時　2024年11月13日（水）18：00〜
● 開催場所　ラブエフエム国際放送株式会社
● 出席委員
　　岡 幸江（委員長）
　　姜 益俊（副委員長）
　　須内 洸至
　　平石 美紗希
　　柳田 駿

● 議題
番組「原田ひろたろうの「WATA U LOVING?」」
毎週水曜日　20時30分〜21時

● 議事の主な内容
番組制作プロデューサーより、番組の概要について説明があり、委員の皆様からは以下のようなご感想、ご意見をいただきました。

・率直な意見としまして、プロレスがわからないので少し難しい内容でした。先程説明にありました、ラブエフエムのカラーとは異なるという事でしたが、パーソナリティーの「好き」で構成された番組内容になっていますのでこのままの構成がベストなのかなと思います。
・聞いていて元気が出る番組という印象を持ちました。やはりプロレスに関心がない人からするとプロレス中継を実況されてもイメージが湧かなかったので正直聞き流しになりました。プロレスのコアなファンの方からすると面白い番組だと思います。
・表現的に正しくないのかもしれませんが、テレビは表の顔、ラジオは裏の顔というイメージがあり、ラジオでしかこの内容は聞くことが出来ないという特別感もありました。
・ゲスト出演回につきまして、特に話題のポイントは分からず、普段の知り合い同士の会話のように感じました。良くも悪くもない男性同士での会話のように感じました。ここ数十年か分かりませんが、ラジオ番組での会話が自分達だけで盛り上がるだけなのか、リスナーを巻き込んで盛り上げようとしている会話なのか、焦点が定まっていない気がします。番組によってばらつきが大きいと思います。
・LOVE FMの番組の中で、音楽性、コンセプト、全体の構成のキーワードより、特定の会社、団体を前面に押し出し、番組の内容、DJ、登場人物やCMにわたって、特定の企業・団体のものになっている印象を持ってしまう番組があると思います。以前、番組の全体時間の何割か以上がCMになるといけないとのお話を頂きましたがこの番組の場合、番組のタイトル、開始、番組の中でのお話、CMまで企業さんの色、一色のように感じます。これで何人のリスナーさんが理解し喜んで、聞き続けるのでしょうか？特定の団体からの番組であっても、異なるやり方があるのではと疑問に思い、心配になりました。
・ラブエフエムらしさが欠けている感じがしました。リスナーにも万人受けする内容ではないと思います。取り上げるトピックスも「プロレス」「お笑い」など好き嫌いがはっきりと分かれると思います。
・今回視聴用で頂いた2つの放送音源を聞くと全くジャンルが異なる内容でびっくりしましたが、ゲストを招く回はすごく良かったです。原田さんは、主でトークするより受け手の方が良い印象を持ちました。逆に主でトークする回は自分が持っているコンテンツを全て出している感じがして、元気は貰えましたが、聞いていて不快な場面もありました。
・このような尖った番組は難しいとは思いますが、全ての番組がマイルドだと面白くないと思います。この番組を楽しみしているリスナーもいます。なので、番組の構成は変える必要はないのではと思います。ただコンセプトが放送回によってはぶれているので、番組タイトルにもあります「WATA U LOVING?」を深堀するのも良いと思います。



次回番組審議委員会は12月に開催予定です。