番組審議会

更新日:2025年07月01日

LOVE FM放送基準

ラブエフエム国際放送は、貢献・文化の向上・公共の福祉・産業と経済の繁栄に役立ち、平和な社会の実現に、放送によって寄与することをその使命とする。
われわれは、この自覚に基づき、民主主義の精神に従い、基本的人権と世論を尊び、言論および表現の自由を守り、法と秩序を尊重して社会の信頼に応えていく。
上記目的を実現するために、当社は放送番組を次の基準によって編集する。


○ できる限り多くの言語で情報を提供し、九州北部在住の様々な国の人々とコミュニケーションを図っていくことを目指す。
○ 放送内容は、従来のようにアップ・トゥ・デイトなニュースに限らず、母国の情報、災害時の緊急放送、生活面での必要な情報などをそれぞれの母国語で語りかけるような新しい概念の放送を目指す。
○ 報道番組は、すべての干渉を排し、政治・経済・社会上の諸問題に対して公正な立場を守り、対立意見の問題に関しては多角的に論点を明示する。
○ 教育番組・教養番組に関しては、対象を明確にして妥当な時間帯に編成し、必要な告知を実施する。
○ 娯楽番組は、聴取者に健全な楽しみを提供し、生活内容を豊かにすると共に、その育成を図る。
○ 社会の公安及び善良な風俗に反する放送は行わない。
○ 個々の番組の企画・制作・実施にあたっては、『日本民間放送連盟基準』を遵守することを基本方針とする。



ラブエフエム国際放送番組審議会からのお知らせ

第229回 番組審議委員会 議事録概要

● 開催日時 2025年6月11日(水)18:00〜
● 開催場所 ラブエフエム国際放送株式会社
● 出席委員
  岡 幸江(委員長)
  姜 益俊(副委員長)
  須内 洸至
  平石 美紗希
  柳田 駿

● 議題
番組「music × serendipity」(18時台)
毎週月〜金曜日 午後3時〜午後7時

● 議事の主な内容
番組制作プロデューサーより、番組の概要について説明があり、委員の皆様からは以下のようなご感想、ご意見をいただきました。

・YouTube配信で、ラジオの流れや空気感がとてもリアルに伝わってき、とても有意義で面白いと思いました。また、ゲストの顔が見えるというのは、ラジオだけではなかなか実現できない要素であり、YouTube配信ならではの強みだと感じました。
・アーティストにはやはり熱心なファンの方がいらっしゃるので、YouTube配信で「見る」という部分にすごく信用性があると感じました。
・アーカイブが残ることで、「追いかけたい」という気持ちを持っている人にとっては、とても良いことだと思いますし、Z世代など、若い世代にとっても入り口が広がるのは、とても素晴らしいことだと感じました。そういった意味でも、YouTube配信の魅力は本当に大きいと思います。
・番組としての完成度が高いと感じますが、YouTubeへの導線をもっと強くするべきなのではないかとも思います。放送で音楽をかけている時間の裏で作業している様子が見られてそれも良さの一つかもしれませんが、そこをもっと強調する工夫をしてもいいですし、字幕を入れたりハイライトとして盛り上がる部分をまとめて見せたりなど、手間はかかるかもしれませんが、そういったことがあってもいいと思います。
・YouTube配信の現状は「まずは実施してみた段階」にとどまっている印象です。2年間継続されているにもかかわらず、なお発展が見られないのであれば、やはり手法そのものを見直すべきではないかと思います。
・ゲストの紹介や見せ方についてですが、冒頭からいきなり「鶴です」と始まり、バンドに関する紹介が一切なかった点が気になりました。もちろん、特定のファン層にとっては非常に馴染み深い存在かもしれませんが、私のように全く知らない、あるいは特段の関心がない人にとっては、丁寧な説明があってこそ興味を持つきっかけになるのではないかと思います。YouTube配信も同様で、より分かりやすく、「どのようなバンドなのか」「いつ結成されたのか」など、基本的な情報はしっかりと伝えるべきです。
・アーティストさんとのトークについて、DJの方のスキルがとても高く、話をどんどん引き出して、うまくまとめていくのが印象的でした。番組が長く続いていると伺いましたが、そうした積み重ねがあるからこそ、この時間帯に流れる雰囲気やテンポがとても心地よくまとまっていたのかなと感じました。


次回番組審議委員会は7月に開催予定です。


一覧へ戻る