福岡のFMラジオ局 LOVE FM。周波数76.1MHz。九州北部広範囲をカバーする10ヶ国語の多言語放送局。
ラブエフエム国際放送は、貢献・文化の向上・公共の福祉・産業と経済の繁栄に役立ち、平和な社会の実現に、放送によって寄与することをその使命とする。われわれは、この自覚に基づき、民主主義の精神に従い、基本的人権と世論を尊び、言論および表現の自由を守り、法と秩序を尊重して社会の信頼に応えていく。上記目的を実現するために、当社は放送番組を次の基準によって編集する。○ できる限り多くの言語で情報を提供し、九州北部在住の様々な国の人々とコミュニケーションを図っていくことを目指す。○ 放送内容は、従来のようにアップ・トゥ・デイトなニュースに限らず、母国の情報、災害時の緊急放送、生活面での必要な情報などをそれぞれの母国語で語りかけるような新しい概念の放送を目指す。○ 報道番組は、すべての干渉を排し、政治・経済・社会上の諸問題に対して公正な立場を守り、対立意見の問題に関しては多角的に論点を明示する。○ 教育番組・教養番組に関しては、対象を明確にして妥当な時間帯に編成し、必要な告知を実施する。○ 娯楽番組は、聴取者に健全な楽しみを提供し、生活内容を豊かにすると共に、その育成を図る。○ 社会の公安及び善良な風俗に反する放送は行わない。○ 個々の番組の企画・制作・実施にあたっては、『日本民間放送連盟基準』を遵守することを基本方針とする。
第232回 番組審議委員会 議事録概要
● 開催日時 2025年10月15日(水)18:00〜 ● 開催場所 ラブエフエム国際放送株式会社 ● 出席委員 岡 幸江(委員長) 姜 益俊(副委員長) 須内 洸至 柳田 駿 ● 議題 番組「Spin the Wheel SUNDAY」 毎週日曜日 15:00〜18:00/生放送 ● 議事の主な内容 番組制作プロデューサーより、番組の概要について説明があり、委員の皆様からは以下のようなご感想、ご意見をいただきました。 ・時代とともに音楽の流行そのものは絶えず変化していくものですから、番組の「枠組み」や「核となるコンセプト」は維持しつつ、番組構成や中身を柔軟に変化・進化させていくことが、長年のご愛聴者であるリスナーの安心感を提供し続ける鍵になると思います。 ・長年の経験を持つDJの方々が積み重ねてきた実績や歴史は、リスナーにとって大きな安心材料であり、番組が持つ揺るぎない「強み」だと思います。何年もかけて信頼と実績を築き上げることは容易なことではなく、それは同時に放送局としての安定感にも繋がるものだと思います。 ・番組の根本的な枠組みは堅持しつつ、構成や内容については、時代やニーズに合わせて常にリニューアルを行っていくことが有効であると考えます。 ・番組内にてAIニュースを導入しているということですが例えばNHKで導入されているAIニュースと比較しますと、その品質において改善の余地があるように感じます。特に、ニュースが滑らかに読み上げられていない箇所があり、時として不自然に聞こえてしまうことは、番組の情報源としての信頼性を損ないかねません。最悪の場合、リスナーに「フェイクニュース」と誤認されかねないので、DJによる生読みの方が良い気がします。 ・「LIVE(生)で伝えるべきこと」と「AIに任せるべきこと」の線引きは、今後の放送において非常に難しい課題であると認識しております。また、長寿番組のリニューアルという点については、私見ではございますが、ラジオ聴取者は「この曜日のこの時間はラジオを聴く」という強い習慣性を持っている方が多いと推察いたします。そのため、番組内容を大きく変えすぎること(劇的な変更)は、長年の固定リスナーが離れてしまうという、より大きなリスクを伴うのではないかと懸念いたします。一方で、リニューアルにおけるチャレンジ点のうち、スタジオを飛び出しての街頭インタビューといった企画は、ラジオ本来の魅力である地域性や臨場感を伝えるという意味で、個人的に大変好ましく感じております。 ・番組の選曲において、時に「セレンディピティ(偶然の出会い)」を感じる瞬間があり、新鮮さと驚きを提供できていると評価しております。「Spin the Wheel SUNDAY」は、今後も残していきたい、価値ある番組の一つであると確信しておりますので、その進化を期待しております。 ・リスナー層の拡大、特に新規視聴者の獲得を目指すのであれば、他の番組とのクロストーク(相互出演)といった連携企画も、効果的な施策の一つではないかと提案いたします。これにより、異なる番組のリスナーを相互に呼び込むことができると期待されます。 次回番組審議委員会は11月に開催予定です。
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