福岡のFMラジオ局 LOVE FM。周波数76.1MHz。九州北部広範囲をカバーする10ヶ国語の多言語放送局。
TUE 21:00-21:30, Podcast
2016.04.12[Tue] 00:00
どうも。こちヨロ構成作家の団長です。
春めいたなぁと思ってたらめちゃくちゃ寒くなったりしてもうパニックになりますね。と書きながら、だいたい毎年こんなことを言ってるので平常なんでしょうね、これが。そして石田さんのオープニングトークが常に横滑りトークをするのも平常です。ごりっごりの平常です。
実は今シーズンから石田さんのトークが長くなってるのにお気づきですか?
トークというか、コーナーを今までより一つ減らしてパーソナリティ力を見せ付けようぜ!ってな具合で宮DのGOサインのもと石田剛太のトークを多めにしてるんですが……まあ今のところは上手くいってるかな。ちょっとでもボロを出したら、肘でこめかみを打ち抜いてやろうと思ってます。西日本一パーソナリティに厳しい構成作家に僕はなる!
写真は、某うどん屋でうどんが来るのを楽しみにしてる石田剛太です。骸骨みたいになってますね。もっと福岡でうどんを食べて太ってもらいたい!
さて。
正直、このブログは放送後記としてはじめたのですが……そんなことはもうどうでもよくて。
実際、これのためにやってるんだぞってことですよ。
お待たせしました!東南アジアの三万人の宮Dファンの皆様!
宮Dの締めの一杯!
今回はなんと本編おさらいまでつけてくれたぞ!宮D、あんた死ぬほど忙しいのに…。6つ子ですか?
恋の脱出
【本編おさらい】
リアル脱出ゲーム、アジトオブスクラップ博多で行われている「あるラジオ放送局から脱出」に見知らぬ男女が、イベントを通じて知り合いとなった。ゲームを楽しんだふたりは、その流れで男の行きつけのBARでワインをあけ、今宵のゲームに、そして、出会いに乾杯するのであった。
《イシダカクテル 締めの1杯~After Story~》
ワインをあけたふたりが今宵選んだ締めの1杯はビール。
女性「この泡、いくつあると思う?」
男性「泡の数を聞かれるなんて、初めてだよ」
女性「うふふ」
彼はグラスまで目線を落とし、泡の数を数え始めた。
そんな彼の姿を彼女は椅子に深く腰掛け、まるで包み込むように見つめた。
女性「わかった?」
男性「え~っと」
その瞬間、彼女は彼のグラスを手に取り、一口グラスに口づけした。
男性「もぉ、せっかく数えていたのに…」
女性「これで、最初から数え直しね」
そう答えると、彼女は彼の肩に手を置きつぶやいた。
女性「今夜は、数え終わるまで帰れないからね」
彼は一瞬、彼女の言葉に戸惑うも、何かに閃いた様子で、こう続けた。
男性「あぁ、もちろん。今夜の謎は、まだ終わらせないよ」
女性「今夜の謎?」
男性「そう、君という答えにたどり着くまでは」
酔いしれるふたり。
答えのない答えへと導かれるふたり。
そんなふたりのグラスに、マスターはトマトジュースを少し入れた。
マスター「君たちの目も充血している。今宵の謎はここまでだ」
閉店へと向かうバーカウンター。
店内のビーアーグラスの泡が静かに消えた。
ちょwwマスターww
っていうか、宮D腕上げた?チャラDからチャラ文筆家になろうとしてる?この半年間、ただただ仕事に忙殺されてたわけじゃなさそうだな。宮D…。
ちなみに、今回の締めの一杯で僕のお気に入りの一節は
女性「この泡、いくつあると思う?」
男性「泡の数を聞かれるなんて、初めてだよ」
女性「うふふ」
彼はグラスまで目線を落とし、泡の数を数え始めた。
です!
こんな冒頭があるかよ。あっぱれ!
いしだ ごうた
1979年6月3日生まれ、愛媛県出身
俳優/ラジオパーソナリティ
趣味/写真・ラジオ鑑賞
特技/バレーボール
99年、第2回公演よりヨーロッパ企画に参加。以降、ほぼ全本公演に出演。
多数の外部出演にくわえ、イベントでのMCや、ラジオパーソナリティとしての活動も多い。
また、「ヨーロッパ企画の暗い旅」などのバラエティでも活躍。