ラブエフエム国際放送は、貢献・文化の向上・公共の福祉・産業と経済の繁栄に役立ち、平和な社会の実現に、放送によって寄与することをその使命とする。
われわれは、この自覚に基づき、民主主義の精神に従い、基本的人権と世論を尊び、言論および表現の自由を守り、法と秩序を尊重して社会の信頼に応えていく。
上記目的を実現するために、当社は放送番組を次の基準によって編集する。


○ できる限り多くの言語で情報を提供し、九州北部在住の様々な国の人々とコミュニケーションを図っていくことを目指す。
○ 放送内容は、従来のようにアップ・トゥ・デイトなニュースに限らず、母国の情報、災害時の緊急放送、生活面での必要な情報などをそれぞれの母国語で語りかけるような新しい概念の放送を目指す。
○ 報道番組は、すべての干渉を排し、政治・経済・社会上の諸問題に対して公正な立場を守り、対立意見の問題に関しては多角的に論点を明示する。
○ 教育番組・教養番組に関しては、対象を明確にして妥当な時間帯に編成し、必要な告知を実施する。
○ 娯楽番組は、聴取者に健全な楽しみを提供し、生活内容を豊かにすると共に、その育成を図る。
○ 社会の公安及び善良な風俗に反する放送は行わない。
○ 個々の番組の企画・制作・実施にあたっては、『日本民間放送連盟基準』を遵守することを基本方針とする。

第144回　番組審議委員会　議事録概要

● 開催日時　平成28年12月7日(水)　18:00〜
● 開催場所　ラブエフエム国際放送株式会社　本社会議室
● 出席委員
　　伊藤寛 (委員長)
　　筬島誉士
　　姜益俊
　　平山雅彦
　　ヴィルジニー・マルモル
　　王麗嵐
　　木本香苗

　　(社側出席者)
　　東圭司 (代表取締役社長)
　　竹石明弘 (放送局次長)
　　波多江和之 (編成)
　　村本朗子 (編成)
　　吉田晴子 (編成)
　　西島浩一郎 (制作)
　　穴井桂 (制作)

● 議題
「Saturday Tourist」　毎週土曜日13:00〜14:00

● 議事の主な内容
番組視聴後、番組制作プロデューサーより、番組の概要について説明があり、委員の皆様からは以下のようなご感想、ご意見をいただきました。

・コンセプトが掴みにくいというか、悪い意味では無いが、軸が無い。ボケ〜ッとして聞くには良いが、スポーツやサーフィンの話をしたり、波情報まで教えてもらったり、すごく親切だが、果たしてその情報を何人が頼りにしているのか。せっかく良い番組なので、もう少しコンセプトを絞っても良いと思う。
・言葉の聞きやすさからいうと、英語も日本語もとても綺麗な言葉使いをされているので聞きやすいし、綺麗な声だし、好印象を持った。本人は私の息子でも良いくらいの(年齢で)さわやかな好青年の印象を受けた。敢えていえば野球の話も、ホークスの話題は集客力になると思うが、週末のアクティブという話題なら、民間でスポーツをされている人にインタビューをしたり、お互い「福岡をエンジョイしていますよ」という話になれば、リスナーも親近感を持って一緒に番組を盛り上げていけると良いのでは、と思う。
・スポーツがコンセプトの番組が少ない中で、新鮮な番組だと思った。福岡はホークスを中心にスポーツが熱い場所だと思うので、スポーツコーナーというのはリスナーと一緒に盛り上がれて良いと思った。個人的にはホークス好きに聞いてほしいなと思っていて、シーズンオフもホークスにまつわる情報を伝えてほしい。聞きとりやすい英語で初心者にも入りやすい番組なんじゃないか。音楽もオシャレな週末を演出していて、選曲も良いと思う。
・世界の気になるスポーツを取り扱う番組は珍しい。コンセプトとして外国で過ごしているような雰囲気、外国のラジオを聞いているような雰囲気を感じてもらいたいという事だが、彼の英語は聞きやすくてスーッと入ってくるのでその雰囲気に近づけると思うが、話すスピードがゆっくりだったため、外国を感じてもらうならナチュラルなスピードの方が良い。また、アレックスが先週末どこに行ったとか彼のライフスタイルにまつわるものを話の中に入れていくと、彼を通して元気さや生活のヒントが伝わるのでは、と思う。またリスナーとのやり取りをもう少し前半で取り入れた方がいい。
・アレックスが英語で話している時に、個人的にちょっと聞きづらかった。日本語で話している時の方がスムーズな感じがした。彼が最初英語で言って、その後日本語で言っていたが、順番が逆の方が聞きやすいと思う。最初は英語と日本語で話しているが、途中からヘッドラインニュース、ウェザーリポート、CDのおすすめ情報が急に英語だけになってビックリした。
・この番組、たまたまだが何回も聞いている。土曜日にお昼ご飯を食べて車で移動する時によくかかっていて、うちの子供も「わ〜アレックス！」と言って、好きだと言っている。一日の流れでいうと土曜日の朝にEarth Feelingから始まってNATURAL DRIVIN’からこの番組、その流れの中でゆっくり始まっていってウォームアップして、この番組まで透明感がある。英語は非常にゆっくりで、リスニングの勉強には非常に良い番組なんじゃないか。
・トークの内容が軽過ぎるので、もう少し深みがあるとか専門性とか、そういう質を頑張ってほしい。総じてこの番組は元気いっぱいに「アツオー！」とか叫ぶんじゃなく、大人になりかけの若者達にサーフィンなど専門性のあるスポーツの面白さ、日本人の知らないスポーツを追及するような、まるっきり若者若者じゃなくても良いんじゃないかな。この2年ぐらいそれで来ていると思うので。もう少しDJには頑張って欲しい。


次回番組審議委員会は2月に開催予定です。