戦後70年。

暑く長い夏の一日。―今年もあの日がやってきます。

70年前の8月9日11時2分。アメリカの爆撃機が投下した一発の原子爆弾で、長崎の街は、一瞬のうちに壊滅しました。すさまじい熱線と爆風と放射線、そして、燃え続ける炎……7万人を超えるの尊い命が奪われ、かろうじて死を免れた人びとの心と体にも、深い傷が刻みこまれました。

毎年この日この時、長崎では市民が仕事の手を止め、歩みを止め、静かに祈りのときを迎えます。
戦後70年を迎え、同じ九州の福岡では「11時2分」は、誰も気付かないうちに雑踏に飲み込まれているような気がしてなりません。


LOVE FMでは今年も平和特別コーナー「Peace Wave from NAGASAKI」の放送を実施し、福岡・天神より平和のメッセージを発信します。
今年は日曜日のこの時間のレギュラー番組「On Sundays」の松井伸一、長崎出身の山本真理子に加え、毎年お馴染みの「8.9ながさきアナウンサーズ」の皆さん、そして将来を担う高校生代表ｔｐして筑紫女学園高等学校の生徒が登場します。

8.9。皆さんが一瞬でも立ち止まって平和について考える機会になれば。