福岡のFMラジオ局 LOVE FM。周波数76.1MHz。九州北部広範囲をカバーする10ヶ国語の多言語放送局。
祝15周年!LOVE FMのいろんな姿に@toricobarが接近しちゃうコラムです。
2012.09.18[Tue] 11:00
ラブエフエムノココロ
その9 DJ Orapan(オラパン)
月曜~金曜の朝11:30~12:00の30分、毎日違う言葉で放送される「Daily Tips(デイリー・チップス)」。そのタイ語のDJを務めるのがオラパンさん。なんと開局から15年、ずっとDJを続けているんです。
「タイ人に役に立つ番組だから私にもできるかな」
そう思って応募した番組は、タイから来ている人に日本の文化や大使館の情報を伝える、大事な役目を果たしているのだ。
「バンコクから福岡に来たのは留学のため。卒業して、家族ができて、子どもが3歳になったときにチャレンジしました」
タイを愛し、福岡を愛する彼女にとって、福岡とタイをつなぐ仕事ができて良かった、と心から思うそうだ。
「タイの人は挨拶を大切にしています。国王のこと、お寺のこと、そして両親のことなどを想って手を合わせる。これはタイの文化みたいなものですね」
タイは挨拶を文化にしている国。日本にも通じる美しい文化ですよね。
「福岡とバンコクが姉妹都市になったし、もっと福岡のことを知ってもらいたいと思います。タイの人に、福岡?どこ?って聞かれることがなくなってきたのがとっても嬉しい!」
うん、オラパンさんの育ったバンコクに行ってみたくなりました。
▲今度タイに行ったら象乗りしてみたい
イラストby @toricobar
2012.09.05[Wed] 15:00
ラブエフエムノココロ
その8 ディレクター 前田貴彦(まえだたかひこ)
フランス語、韓国語、中国語、英語…まだまだスペイン語、ポルトガル語、インドネシア語、タイ語、タガログ語…と、たくさんの言語で番組制作を担当するのがディレクターの前田さん。
「福岡に住む外国人の方に向けて、福岡市などの公共の情報を正確に届けるのが役割です。今日はフレンチバージョン、明日はコリアンバージョンとか、そんなインフォメーションを現地の音楽に合わせて放送しますから、ほとんど海外にいるような感覚ですね」と、つねにバイリンガル?トリリンガル状態の前田さん。国際事情が目まぐるしい中、そんな外国人DJの方は福岡をどう感じているんでしょう?
「大体は日本、福岡が大好きで友好的な人ばかりですよ。面白いのはキャリアアップのために日本に来ている人もいて、主張がはっきりしている人が多いですね」
なるほど放送の現場は明らかに国際化が進んでいる!
さあ、国際派なディレクター、最後に抱負をぜひ。
「ラブエフエムは九州、福岡で洋楽をしっかりかけている局。洋楽好きな音楽ファンにも楽しめる番組が多いので、もっと聴いていただけるように頑張っていきますよ」
ありがとうございました♪
▲国際派と言えば…9月の福岡はアジアマンス。
アジアフォーカス福岡国際映画祭も楽しみ。
気になるのはアジア初公開『やさしい女』
イラストby @toricobar