2013年01月

2013.01.15[Tue] 12:00

ラブエフエムノココロ

その17 FUKUOKA NOW 編集長 ニック・サーズさん

開局の頃から番組を担当するなど、15年の歴史と縁が深いニックさん。福岡に住む外国人の皆さんが頼りにしている情報誌『FUKUOKA NOW』の編集長だ。

「LOVE FMは開局のときに1時間番組もやっていたし、今でも週に1回はコーナーを持って出演もしているんです。愛着があるステーションですね」

とにかくラジオが大好きだというニックさん。
カナダの大学にいたときもカレッジラジオで番組を作っていたという。

「一番期待しているのがミュージックステーションとしてのラジオ局。LOVE FMは各国のDJがいるから、かける音楽も幅広いし、インターナショナルの情報もある。もともと音楽って、それ自体がインターナショナルで国境がないんだから、この発信力こそ大きな魅力ですよね」

音楽の力を使ってLOVE FMらしさを見せてほしいな、とニックさん。

「雑誌が面白いのは切り口があるから。だからラジオも音楽を愛する人、これがいいと言える人が音楽を紹介していくべき。ステーションがリスナーをナビゲートしていく、そんなLOVE FMであってほしいな」

編集長、愛を込めたエールをありがとう!

▲「福岡の酒を、福岡に住む外国人の方に飲んでもらうパーティとか、どう?」と聞くと「いいね!みんな日本酒が大好きだよ」とニックさん。いつか日本酒パーティしたいね♪ これは大川市の若波酒造の純米吟醸。

イラストby @toricobar

2013.01.01[Tue] 00:00

ラブエフエムノココロ

その16 プロデューサー 青木 栄一郎

「嘘みたいな話なんですけど…」と切り出した青木プロデューサー。「僕が作った番組で、それがきっかけでラジオの世界に入ったヤツがいるんです」ラジオで生きてみたいと心動かした音楽がある、その力にびっくりした、と人ごとのように驚いたそうだ。

プロデューサーの仕事って何だろうと投げかけて、こんな素敵な言葉が聞けるとは思っていなかったな。音楽やラジオの底力を感じてしまう。そして今、ラジオはメディアとしての力を試されると彼は言うのだ。

例えば、震災があっては困るけれど、そんな状況が起きてしまったとき「ラジオは、メディアとして人を助ける情報提供ができないといけない。人が生きる勇気や何かを伝えないといけないと思うんです」だから電波で一人ひとりとつながれる、その責任を果たすためにも地力をつけておきたい、と。
それもプロデューサーの思い?

「いや、メディアとして最低限の使命でしょう」。

なるほど。自覚のあるラジオマンの番組に期待するのは必然だ。
これからのラブエフエムは、いざという時も力をくれる、頼れるラジオステーションになって欲しいと思うのだった。

▲僕の場合はグレース・ジョーンズの「スレイブ・トゥ・ザ・リズム」が力をくれたなぁ。トレバー・ホーンのミックスがそそります。もう25年も前か(笑)

イラストby @toricobar

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