福岡のFMラジオ局 LOVE FM。周波数76.1MHz。九州北部広範囲をカバーする10ヶ国語の多言語放送局。
祝15周年!LOVE FMのいろんな姿に@toricobarが接近しちゃうコラムです。
2013.02.01[Fri] 00:00
ラブエフエムノココロ
その18 CMディレクター 志自岐 哲郎(しじきてつろう)さん
「CDを買おうよ、って言わなきゃね。音楽文化を支えている気概をラジオ局が見せていかないと」と、志自岐さんは力を込めるのだ。
「CDが売れないと、新しいとんでもない才能を持ったアーティストが出てくるチャンスが減ってしまうんです」
じゃあラジオに何ができるのかと言えば、幅広い音楽としっかり向き合って、感じた言葉でしゃべること。根幹で音楽を愛することができればパーソナリティの言葉に心が宿る、と志自岐さん。
放送の現場で叩き上げられた思いは芯がある。音楽を大事にするLOVE FMだからこそ、できることっていっぱいありそうだ。
「そもそもラジオの最大の強みはナマだっていうこと。ライブ感が一人ひとりに突き刺さるから面白いと思ってくれる。万人向けではない、個に向かってしゃべるナマの言葉が原点じゃないですか」
どんな言葉が飛び出すか、どんな言葉で曲を紹介するのか、そして誰の心に刻まれるのか。
すべてナマだったら刺激的だよね、と志自岐さんはどんどん笑顔に。
その声には、大いなるラジオへのLOVEが輝くのであった。
▲ラジオのDJって、音楽の料理人だったりコンシェルジュだったりするかも。
イラストby @toricobar