福岡のFMラジオ局 LOVE FM。周波数76.1MHz。九州北部広範囲をカバーする10ヶ国語の多言語放送局。
SUN 10:00-11:00 / <Repeat> THU 23:00-24:00
福岡・九州のアートシーンを紹介するカルチャー情報番組
福岡・九州からアートや映画、舞台に音楽など、さまざまな文化のシーンと楽しみ方を発信するカルチャー情報番組。#OCOV
( #LOVE FM 毎週日曜 AM10:00〜11:00/(再)毎週木曜 PM11:00〜12:00 放送中 )
出演:佐藤ともやす(パーソナリティ)、三好剛平(三声舎)
制作協力:野村祥悟(BOAT)
LOVE FM『明治産業 presents「OUR CULTURE, OUR VIEW」』Podcast
ご出演頂いた素敵なゲスト様とのトークを、Podcastアーカイブとして保存しております。
お時間がある時に遡ってお聴き頂ければ幸いです!
第1回~2022年3月までの放送アーカイブはLOVE FM 公式YouTubアカウントにて公開中→LOVE FM Official Channel
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2024.02.11[Sun] 11:00
先週に続き、福岡市美術館で3/24(日)まで開催中の「オチ・オサム展」特集の後編をお届けします。
今回の番組前半では、引き続き福岡市美術館での展示を学芸員の忠あゆみさんと辿るレポートから。活動後期を迎えたオチ・オサムによる多様な表現手法の作品群を鑑賞するほか、アーティスト・ユニオンの九州支部事務局長なども務め、美術家同士の連帯を呼びかけた運動家としてのオチの一面にも触れていきます。そして番組後半では、岩田屋本館2階Gallery CONTAINER(~2/13)、大手門のギャラリーEUREKA(~2/25)の2会場で同時期に開催されている「オチ・オサム展」のご紹介として、EUREKA会場からの展示レポートをお届けします。
2024.02.04[Sun] 11:00
福岡市美術館で3/24(日)まで開催中の「オチ・オサム展」を2週にわたって特集します。
オチ・オサム(1936-2015)は、福岡を拠点とする前衛美術グループ「九州派」のメンバーとして活動し、その後も晩年まで独自のビジョンを表現し続けた美術作家です。本展では年代ごとの活動を伝える約180点超の作品・資料を紹介し、氏の半世紀にわたる作家人生に光を当てます。
前編となる今回の放送では、岡本太郎の目にも止まった二科展での画家デビュー、後の九州派で中核を成す画家・桜井孝身との出会い、そしてアスファルトなど身近な日用品を表現の素材として見出し、“日常”を立脚点に実験的な制作を実践していくキャリア前期。その後1966年からの渡米経験を経て、いよいよ独自の絵画空間を獲得していったオチのライフワーク「球体シリーズ」の発明まで。展示の構成に沿って同展学芸員の忠あゆみさんにお話を伺いました。
2024.01.28[Sun] 11:00
福岡アジア美術館による2023年度のアーティスト・イン・レジデンスでは、年間を第I期から第Ⅲ期に分け、国内外のアーティストを招聘。福岡での創作活動や、作品発表の機会を提供してきました。
現在展開中の第Ⅲ期には、チュ・メイタオ曲美陶(ロンドン/北京)、川辺ナホ(ハンブルク/福岡/東京)、花田智浩(福岡)の3組のアーティストが参加。1月からの2カ月間、作品制作やワークショップなどを通じて多彩な美術交流を展開し、2/23(金祝)~3/3(日)にはレジデンス成果展を実施予定です。今回番組では、参加アーティストのうちチュ・メイタオさんと川辺ナホさん、そしてアジア美術館学芸員の中尾智路さんをゲストにお迎えし、お話を伺いました。
2024.01.21[Sun] 11:00
旧八女郡役所音楽の会は、地元の音楽好きたちが集い活動する同好会。2019年よりライブ企画を開始し、これまで独自の世界観を持つアーティストたちによる公演を実施。福岡〜九州エリアでファンを増やしています。
2/6(火)には おりなす八女はちひめホールで開催される「Thomas Strønen Time Is A blind Guide JAPAN TOUR 福岡・八女公演」を開催。現代のノルウェー音楽を代表するドラマー/作曲家のトーマス・ストレーネンと、彼が率いるドラム・ピアノ・ヴァイオリン・チェロ・コントラバスの5人からなるグループ=Time Is A Blind Guideによる来日ツアーです。
番組では旧八女郡役所音楽の会の鋤田光彦さんと、本ライブを企画されたジャズドラマーの福盛進也さんをゲストにお迎えします。福盛さんには今回の公演の魅力を、ドイツの名門レーベルECMの観点から、そして福盛さんご自身の活動なども絡めながらたっぷりとご紹介いただきます。
2024.01.14[Sun] 11:00
「旧上庄小レジデンスプログラム」は、2020年に廃校となった みやま市の旧・上庄(かみのしょう)小学校を制作拠点として若手芸術家の活動を支援する、福岡県によるレジデンス(滞在型)プログラムです。第2回目となる今回は、国内外の応募者から選考されたソニア・チョンさん(香港出身)と友清ちさとさん(ドイツ在住)の2名が参加しており、1/27(土)〜には九州芸文館で成果展が開催される予定です。
番組では本プロジェクトを担当する九州芸文館学芸員の羽鳥悠樹さんと参加作家のソニア・チョンさんからお話を伺います。また、番組後半には羽鳥さんが3月開催に向けて準備を進めているインドネシアの現代美術作家ヘリ・ドノ「ワヤン桃太郎」上演に関する情報も。
2024.01.07[Sun] 11:00
Libris Kobacoにて〜1/14(日)まで開催中の王露 写真展「Frozen are the winds of time」をご紹介します。
王露(ワン・ルー)は1989年中国山西省太原生まれの写真家。写真を学ぶべく日本の大学へ留学し、現在も日本在住で活動を続けています。若手の登竜門「キャノン写真新世紀」や写真界の芥川賞とも言われる「木村伊兵衛写真賞」などで注目を集めました。
今回の展覧会「Frozen are the Winds of Time」では、彼女が在学中から撮り続け、2022年には日本の出版社から発表された同名の写真集から選出・構成された写真群が展示されます。近年の大型都市開発でかつてとは異なる風景へと変わりゆく彼女の故郷・太原。そこで暮らす記憶障害の父と、彼との日々を日記に綴り続けた母。
街、家族、そしてそれらを見つめる王露さんのカメラと、幾層もの「記憶」をめぐる物語を編み上げた本展と写真集について、王露さんをゲストにお迎えしてお話を伺いました。
2023.12.31[Sun] 11:00
2023.12.24[Sun] 11:00
今年20周年を迎える山口情報芸術センターYCAMで〜3/17日まで開催中の「Afternote 山口市 映画館の歴史」をご紹介します。
本展は、YCAMが数年にわたってリサーチした山口市の映画館の歴史を、映像作品と資料の展示によって辿る展覧会です。今では日本で数少ない「映画館のない県庁所在地」となっている山口市ですが、かつては10館以上の映画館が存在していました。
会場では、当時を知る200名を超える関係者らへのインタビューによって寄せられた土地の記憶をアーティストの志村信裕さんが編み上げたドキュメンタリー映像作品「Afternote」の上映をはじめ、リサーチを通じて収集された当時の記録写真やポスター等の資料群の展示、かつての山口を映した最古のフィルムと言われる1929年の「甦生(こうせい)の大山口」のデジタル上映展示などが展開されます。
本展のキュレーションを手がけた前原美織さんとアーティストの志村信裕さんをゲストにお迎えし、お話を伺いました。
2023.12.17[Sun] 11:00
先週に続き、今年20周年を迎える山口情報芸術センターYCAMにて〜2/25日まで開催中の「あそべる図書館 Speculative Library」特集の後編をお届けします。前編に続き、場内で展開されている7つのプログラムのうち残り4つについて、企画者お二人によるご解説とともに巡っていきます。
“アート”を自分たちの社会をクリエイティブに変えるための方法・道具として捉え直し、実行可能なプログラムを想像し共有し合う「Arte Útil (アルテ・ウティル) アーカイブ」、個人的な記憶や経験から街とその地図を編み直す「メモリー・クエスト」「RE: マップ 山口市」、そして来場者一人ひとりの知識や思い出、アイデアを可視化・共有するための「声のライブラリー」といったそれぞれのプログラムを体験しながら、本企画が目指す”新たな知恵のプラットフォーム”のあり方を探っていきます。
2023.12.10[Sun] 11:00
2023.12.03[Sun] 11:00
〈北九州で12月に開催される2つの映画祭〉特集の後編として、今回は12/13(水)〜17(日)に開催される「北九州国際映画祭 KIFF2023」をご紹介します。
番組前半には、本映画祭の開催前史となる「ある地方都市が“映画の街”になるまで」のエピソードからお話が始まります。北九州市では34年前のある出来事をきっかけに始められた取組みが、その後のフィルム・コミッション事業へと繋がっていきました。そこから、この街がどのようにして“映画の街”としての都市ブランドを確立し、また市民ひとりひとりのシビックプライドを醸成していったのかについてたっぷりお話を伺いました。
そして番組後半には、そんな北九州市が新たなステージへと進むべく開始する、北九州“初”の国際映画祭=「北九州国際映画祭 KIFF2023」について。日本or福岡で初上映となる国際的注目作品を、世界で活躍するプログラマーたちが選出・上映する「KIFFプレミア」をはじめ、青山真治監督の代表作を一挙上映する追悼特集上映「帰れ北九州へ―青山真治の魂と軌跡」、北九州オールロケで撮影された最新注目作の上映企画など、充実のプログラムについてご紹介いただきます。ゲストは北九州市フィルム・コミッションの上田秀英さんです。
2023.11.26[Sun] 11:00
今週から2週にわたり、福岡県北九州市で2023年12月に開催される2つの映画祭を特集します。
1週目は「北九州市民映画祭」。2022年3月に亡くなられた北九州市出身の世界的映画監督・青山真治さんを、展覧会と上映会の2企画で特集する本映画祭について、主催者の吉武あゆみさん(北九州しねま研究会)をゲストにお迎えしてお話を伺います。
北九州市民映画祭は生前の青山真治監督の呼びかけによって2010年に立ち上げられ、以降も監督自身が企画コーディネーターとして携わりながら上映企画や勉強会を続けてきました。今回開催される第6回北九州市民映画祭では、青山監督の映画製作の過程が垣間見られる遺品や作品資料を展示する展覧会「青山真治クロニクルズ展(12/2-17)」と、監督作品のなかでも上映機会の少ない貴重な作品群を極上のサウンドとともに上映する「青山真治監督特集(12/8-10)」が同時開催されます。番組では映画祭の歴史から2企画の見どころまで、詳しくご紹介いただきました。
2023.11.19[Sun] 11:00
久留米シティプラザで12/15(金)~17(日)に開催される「百瀬文 わたしのほころび」を特集します。
久留米シティプラザでは2022年より「知る/みる/考える 私たちの劇場シリーズ」と題し、独自の視点で時代を捉え・応答を試みる意欲的な演劇作品の上演を重ねています。今回その第4弾となるのが、映像展示と参加型パフォーマンスからなる百瀬文のプロジェクト「わたしのほころび」です。
百瀬文さんはこれまで、自他の境界線を揺さぶり〈わたし〉が〈わたし〉であると信じていることの不思議さを問うような作品の数々で注目を集め、国内外の様々な芸術祭にも数多く招聘・出品されてきました。番組ではご本人をゲストにお迎えし、これまでの活動に加え、今回出展される4つの作品(参加型パフォーマンス「定点観測」+映像作品「Social Dance」「Jokanaan(ヨカナーン)」「山羊を抱く/貧しき文法」)についてお話を伺いました。
2023.11.12[Sun] 11:00
福岡県立美術館で12/10(日)まで開催中の展覧会「生誕130年 児島善三郎展 キャンバスにこめた希望」特集の後編をお届けします。
後編となる今回の放送では、展覧会第4〜6章に当たる後半部分として、第二次大戦という大きな出来事を挟んでなお「日本的油絵」の探求を続け、ついにそれを確立していく児島の画業と人生を同館学芸員の高山百合さんとともに辿ります。
氏が生きた時代と私たちの生きる現代の社会には、どこか共通する閉塞感が漂っています。そのうえで、戦前から戦中にあっても画業を止めず、復興ままならぬ戦後の渦中にありながら新しい時代への意志を描き込んだ児島の代表作「春遠からじ(1950)」などを通じて、彼が“キャンバスにこめた希望”といま改めて出会い直すことには、特別な意味を感じてもらえるはずです。
2023.11.05[Sun] 11:00
福岡県立美術館で12/10(日)まで開催中の展覧会「生誕130年 児島善三郎展 キャンバスにこめた希望」を2週にわたって特集します。
児島善三郎は博多に生まれ、昭和期の美術界で大きな役割を果たした洋画家です。独学でありながら西洋美術の模倣ではない日本独自の洋画=「日本的油絵」を真摯に追究し、1930年には独立美術協会を結成。当時の洋画界に大きな役割を果たした同団体の活動に加え、自身もその後に確立していく独自の様式によって、近代日本洋画史における重要な作家としての評価を獲得していきます。
番組では展覧会の6章構成に沿って児島のキャリアを辿っていきます。前編となる今回の放送では、挫折と闘病に始まる青年期から、フランス留学を経て独立美術協会を設立するまで。同館学芸員の高山百合さんにご解説いただきます。
2023.10.29[Sun] 11:00
2023.10.22[Sun] 11:00
熊本市現代美術館 CAMKで12/17(日)まで開催中の展覧会「遠距離現在 Universal / Remote」を2週にわたって特集します。
本展は、コロナ禍が明らかにした現代社会のありようを8名1組の作品から再考する展覧会として、国立新美術館特定研究員・尹志慧さんが企画されました。“パンデミック”の接頭語でもある「pan(全、汎の意)」と非対面の「remote(遠隔)」という2つの視点から展覧会を構成し、現在の世界のいびつな姿を捉え直します。そこにはコロナ以前から進行していた、国境さえも無化して拡大し続ける社会、そして物理的な距離だけでなく資本や情報の不均衡などによって孤立していく個人の姿といったものが次々と浮き彫りにされていきます。熊本市現代美術館の学芸員・池澤茉莉さんをゲストにお迎えし、お話を伺いました。
2023.10.15[Sun] 11:00
福岡市総合図書館 映像資料部門は1996年の開館以来、フィルムアーカイヴとして映画フィルムや映像資料の調査・研究、収集・保存・公開を行っています。10/27(金)〜29(日)に同館で開催される「日韓映写技師ミーティング in 福岡」は、韓国と日本それぞれのフィルム映写技師を招き、フィルム上映についてのシンポジウム、映画上映、映写技師ワークショップを行うプログラムです。
福岡市総合図書館でフィルムアーキビストを勤める松本圭ニさん、そしてフィルム映写技師として様々な映画祭などで活動を続けるシネマトグラファー京都の石井義人さんというお二人がこれまで「映写機の延命」や「映写技術の継承」のために積み重ねてきた様々な活動が、いま国境を超え次世代の映写技師を育むプロジェクトとなって結実します。この注目の企画についてお二人をゲストにお迎えし、たっぷりとお話をお伺いしました。
2023.10.08[Sun] 11:00
熊本県津奈木町のつなぎ美術館で11/19(日)まで開催中の展覧会「近代を彫刻/超克するー津奈木・水俣編 [序]」について、彫刻家・評論家の小田原のどかさんとつなぎ美術館学芸員の楠本智郎さんをお迎えしてお話を伺います。
津奈木町では、水俣病からの地域再生と魅力ある文化的空間の創造を目的として1984年より「緑と彫刻のある町づくり」を展開し、これまで町内に16点の彫刻を展示。2001年にその理念を継承する拠点施設として開館したのがつなぎ美術館でした。
今回紹介する展覧会は、自身も彫刻家であり彫刻研究者でもある小田原のどかさんを招聘する2年越しの「小田原のどかつなぎプロジェクト」の第1弾。投票という手法を使って、町という公共空間に設置された16体の彫刻やモニュメントを改めて見つめ直します。番組では本展の経緯紹介などに加え、「なぜ公共空間には裸体像ばかり?」の歴史的背景などもお聞きしています。
2023.10.01[Sun] 11:00
博多区美野島のOVERGROUNDで10/9(月)まで開催中の展示「海を渡るプオク: シック」を特集します。
本展は東京芸術大学で同じ研究室に所属していたチョ・ヘス(韓国)、田中直子(日本)、キン・シュウウ(中国)という3人の女性たちによって結成されたキュレーターユニット「EAG(East Asian Gals)」が企画した展覧会。イ・ユジンとキム・ドヒという2名の作家を迎え、福岡と釜山、済州を「食」というテーマで結びます。海を挟んでいながらも互いに類似した生活文化を共有するわたしたちの物語に想いを馳せる本展について、EAGのお三方と作家お二人をゲストにお迎えし、たっぷりとお話を伺いました。
※番組内で触れているワークショップは放送日時点には終了しております。ご了承ください。
誕生日:7月2日
出身地:福岡県糸島市
興味のある事:素直に生きていく事
好きな音楽:いろいろ聴きます!
趣味・特技:てぬぐい集め
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