福岡市「やさしい日本語」ラジオ講座

《Tomomi(ともみ)》強(つよ)い 雨(あめ)が 長(なが)い時間(じかん) 降(ふ)り続(つづ)く と 心配(しんぱい)な こと が、「洪水(こうずい)」という、水(みず)に よる 災害(さいがい)です。

《Darrell(だりる)》雨(あめ)が 降(ふ)って、道路(どうろ)が 川(かわ) みたいに なる こと が ありますね。

《Tomomi(ともみ)》その水(みず)が、建物(たてもの)の 中(なか)に まで 入(はい)って きたら、あぶないです。洪水(こうずい)は、家(いえ)を 流(なが)してしまう こと も ありますから。

《Darrell(だりる)》それじゃあ、家(いえ)に 居(い)る こと が できない けど、どこに 行(い)ったら 良(い)いの！？

《Tomomi(ともみ)》そういう時(とき)は、すぐに 近所(きんじょ)の 公民館(こうみんかん)や 学校(がっこう)など の、決(き)められた 逃(に)げる ところ へ 行(い)ってください。大(おお)きい 地震(じしん)で、家(いえ)に 居(い)る こと が できない 時(とき)も 同(おな)じ です。逃(に)げる ところ を「避難所(ひなんじょ)」と いいます。

《Darrell(だりる)》自分(じぶん)が逃(に)げる「避難所(ひなんじょ)」は、知(し)っておいた方(ほう)が良(い)いですね。

《Tomomi(ともみ)》避難所(ひなんじょ)は、洪水(こうずい) や 地震(じしん) が 起(お)きた 時(とき)に、自分(じぶん)の 家(いえ)で 生活(せいかつ) できなくなった 人(ひと)たち が 行(い)く 場所(ばしょ)です。家(いえ)の 中(なか)が 安全(あんぜん)なら、行(い)かなくても 良(い)いですよ。

《Darrell(だりる)》家(いえ)に住(す)むことは大丈夫(だいじょうぶ)でも、電気(でんき)・ガス・水道(すいどう)を使(つか)うことができない時(とき)はどうしよう？

《Tomomi(ともみ)》食(た)べ 物(もの) や 飲(の)み 物(もの)が ないと 困(こま)りますよね。災害(さいがい)が 来(き)ても 困(こま)らない ように、大(おお)きい ペットボトル(ぺっとぼとる)の 水(みず)や、すぐに 食(た)べる こと が できる ビスケット(びすけっと) などの 食(た)べ物(もの)を、いつも 準備(じゅんび)しておくと 良(い)いでしょう。

《Darrell(だりる)》いつ 来(く)るか 分(わ)からない から、災害(さいがい)は 怖(こわ)い ですね。

《Tomomi(ともみ)》そう。何(なに)も 起(お)きていない 時(とき)でも、「もし、災害(さいがい)が 起(お)きたら どうしよう？」と考(かんが)える こと は 大事(だいじ) です。すこし でも 不安(ふあん)を へらす こと が できる ように、しっかり準備(じゅんび)しましょうね。

《Darrell(だりる)》Tomomi(ともみ)さん は、何(なに)か 準備(じゅんび)して いますか？

《Tomomi(ともみ)》玄関(げんかん)に「防災袋(ぼうさいぶくろ)」を 置(お)いて います。災害(さいがい)が 起(お)きた 時(とき)は、すぐに 持(も)って 逃(に)げます。

《Darrell(だりる)》防災袋(ぼうさいぶくろ)？何(なに)が 入(はい)っている 袋(ふくろ) ですか？

《Tomomi(ともみ)》手(て)で 持(も)つ ライト(らいと) や 手袋(てぶくろ)、帽子(ぼうし)、マスク(ますく)、ビニール袋(びにーるぶくろ) や ウエットティッシュ(うえっとてぃっしゅ) など を 入(い)れて います。

《Darrell(だりる)》防災袋(ぼうさいぶくろ) は リュックサック(りゅっくさっく) でも 良(い)い ですか？

《Tomomi(ともみ)》はい。災害(さいがい) の 時(とき)は、走(はし)って 逃(に)げる ので、重(おも)く ならない ように ね。何(なに)を 準備(じゅんび) したら 良(い)いか は、インターネット(いんたーねっと) など で 調(しら)べて みて ください。