2012年06月

2012.06.15[Fri] 15:00

ラブエフエムノココロ

その3 プロデューサー 温水慎一郎(ぬくみずしんいちろう)さん

「ラジオって音楽やイベント、たくさんの話題…いろんなものへの"入口"ですよね」と、プロデューサーの温水さん。

「ラジオは誰でも参加できる日常生活のメディア。だから、わかりやすい言葉にして要点を伝えること。その先はリスナーが転がしてくれるから。3分かかりそうな話を30秒で伝えるのもプロの仕事でしょ?」

どれだけ心に入っていけるか、そこがマンツーマンに伝わるメディアとしてのポイントか。

「そもそも音楽に力があるからね。言葉は少なくても、そこに選曲家の顔が見えるのがラジオの面白さ。感動だって勇気だって伝えられるエンターテインメントですよ」

なるほど!今日はラジオを再発見。

「それに絵がないから放送で描くイメージって一人ひとり全然違う。頭の中で考える色やカタチが違うってことが実はすごく大切。その違いを育てるところにラジオが本来持っているコミュニケーションがあるんじゃないかな。その言葉に、音楽に、どれだけハートを乗せて放送できるか。たった1人でも響いてくれたらいいじゃない!」

▲ ちょっと昔っぽいけど…ラジオから夢を描くってステキ
イラストby @toricobar

2012.06.01[Fri] 00:00

ラブエフエムノココロ

その2 放送事業本部 太和田 基(たわだはじめ)さん

放送局を支えるラジオ広告営業に携わる太和田氏。
もともと音楽大好きで大学生のころは毎日、バンドの活動かラジオ局のバイトをしていたとか。海外に目覚めたのは、そんなとき。母の旅行の付き添いで中国の青島に行って驚いた。

「こんなに近いところにこんなに大きな街があるなんて!」。

まさに井の中の蛙。
中国は経済成長の真っ只中で、街全体が生きている躍動感に溢れていた。

「うわ、もっと海外を知りたいって、そのときに初めて思いましたね」。

海外を知らなかった若者が一気に目覚めた。
北京と大連で留学も経験、何と北京の放送局で日本の文化や音楽を紹介していた時代もあるという。今でこそリアルタイムで日本の情報が中国で流れるが、逆に中国からの情報はあまり紹介されないまま。自らの"音楽"というキーワードを変えることなく、経験を活かしてインバウンドに関わりたいと思いを語る。

「自分がココにいるということは中国での経験を活かすべきかな、と。生意気なんですけど福岡の国際化、その街づくりのお手伝いになれるんじゃないか、って思っているんです」

▲中国と言えば青島ビール…酒好きですみません イラストby @toricobar

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