2012.10.10[Wed] 23:00

ラブエフエムノココロ

その10 DJ 松井伸一(まつい しんいち)

福岡のラジオ界の重鎮、ミスターDJと言えば松井伸一さん。
その昔、AMラジオから毎週流れたトップ40にドキドキしたファンならば、もうすっかり中高年の方々かもしれません。が、しかし御年73歳にして現役DJって、これは負けられん、って気持ちになるのでは?

そう、松井さんは毎週金曜日20:00?22:00の「Street Noiz」で日本のロックを流し続け、毎回、熱い想いを語っておられるのだ。

「音楽というキーワードに年齢は関係ないよ。好きな音楽を聴ければ歳なんてとらないもんだ」
と、パワフルそのもの。

「だって鮎川誠も還暦を迎えたけど現役だし、モッズの森やんも50過ぎ。僕も生涯放送人生ですよ」
と、満面の笑顔なのです。

「大きなテーマは福岡のミュージックシーンの成り立ちを語ろうっていう番組。福岡出身のミュージシャンにはほぼ出てもらったなぁ」

そんな大胆なことができるのも松井さんならでは。

「ダウンロードの時代で人がCDすら買わなくなっている今、ラジオが出来ることって"伝えていく"ってことなんじゃないかと思うんですよ」

人を通して音楽にふれる、まさにラジオの時代じゃないですか。
ますますご活躍ください!

▲やっぱりシブいっす。カッコいい松井さん
イラストby @toricobar

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2012.09.18[Tue] 11:00

ラブエフエムノココロ

その9 DJ Orapan(オラパン)

月曜~金曜の朝11:30~12:00の30分、毎日違う言葉で放送される「Daily Tips(デイリー・チップス)」。そのタイ語のDJを務めるのがオラパンさん。なんと開局から15年、ずっとDJを続けているんです。

「タイ人に役に立つ番組だから私にもできるかな」

そう思って応募した番組は、タイから来ている人に日本の文化や大使館の情報を伝える、大事な役目を果たしているのだ。

「バンコクから福岡に来たのは留学のため。卒業して、家族ができて、子どもが3歳になったときにチャレンジしました」

タイを愛し、福岡を愛する彼女にとって、福岡とタイをつなぐ仕事ができて良かった、と心から思うそうだ。

「タイの人は挨拶を大切にしています。国王のこと、お寺のこと、そして両親のことなどを想って手を合わせる。これはタイの文化みたいなものですね」

タイは挨拶を文化にしている国。日本にも通じる美しい文化ですよね。

「福岡とバンコクが姉妹都市になったし、もっと福岡のことを知ってもらいたいと思います。タイの人に、福岡?どこ?って聞かれることがなくなってきたのがとっても嬉しい!」

うん、オラパンさんの育ったバンコクに行ってみたくなりました。

▲今度タイに行ったら象乗りしてみたい
イラストby @toricobar

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2012.09.05[Wed] 15:00

ラブエフエムノココロ

その8 ディレクター 前田貴彦(まえだたかひこ)

フランス語、韓国語、中国語、英語…まだまだスペイン語、ポルトガル語、インドネシア語、タイ語、タガログ語…と、たくさんの言語で番組制作を担当するのがディレクターの前田さん。

「福岡に住む外国人の方に向けて、福岡市などの公共の情報を正確に届けるのが役割です。今日はフレンチバージョン、明日はコリアンバージョンとか、そんなインフォメーションを現地の音楽に合わせて放送しますから、ほとんど海外にいるような感覚ですね」と、つねにバイリンガル?トリリンガル状態の前田さん。国際事情が目まぐるしい中、そんな外国人DJの方は福岡をどう感じているんでしょう?

「大体は日本、福岡が大好きで友好的な人ばかりですよ。面白いのはキャリアアップのために日本に来ている人もいて、主張がはっきりしている人が多いですね」

なるほど放送の現場は明らかに国際化が進んでいる!
さあ、国際派なディレクター、最後に抱負をぜひ。

「ラブエフエムは九州、福岡で洋楽をしっかりかけている局。洋楽好きな音楽ファンにも楽しめる番組が多いので、もっと聴いていただけるように頑張っていきますよ」

ありがとうございました♪

▲国際派と言えば…9月の福岡はアジアマンス。
アジアフォーカス福岡国際映画祭も楽しみ。
気になるのはアジア初公開『やさしい女』
イラストby @toricobar

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2012.08.23[Thu] 00:00

ラブエフエムノココロ

その7 営業企画本部 事業グループ 羽立 伸弘(はたてのぶひろ)

「ソラリアプラザのゼファや三越入口にあるライオン広場のイベントを実施・運営するのが僕の大きな仕事です。ラブエフエムは放送局だけどイベントスペースも持っているってユニークでしょう?」と、事業グループの羽立伸弘さん。

ソラリア?ライオン広場?へぇ、いろんな催事もラブのお仕事なんですね。

「ゼファは年間で大きな行事があって、5月は『どんたく』、7月は『飾り山笠』、10月には『ミュージックシティ天神』、11月からは『天神のクリスマス』…と、たくさんの方に来ていただいています」

確かに毎年、いろんな顔を見せてもらってるなぁ。

「皆さんが通ったり、待ち合わせしたりする場所。ある意味"天神の顔"のスペースだから大きなやりがいがありますね」と羽立さん。

そんなゼファがこの秋からリニューアルして、よりくつろげる場所になるらしい。警固公園と緑でつながる!?天神の新しい魅力がまたプラスですね。

「放送エリアも広がったので天神プラスあちこちいろんな地区と連携するのもあり」という羽立さん。20年、30年と続くラブの未来に「カッコいいことをラブがしているぞ」って、イベントをぜひお願いします!

▲毎年、楽しみな飾り山笠
イラストby @toricobar

2012.08.01[Wed] 00:00

ラブエフエムノココロ

その6 DJ Anna(アンナ)

月曜から木曜、15:00~19:00に放送中の『Stylish Life』のDJ、Annaさんは横浜出身。まったく知らなかったという福岡の印象は?

「とにかく生活しやすい、食べ物もおいしい、そして人があたたかいです!大人としての第一歩を踏み出したのが福岡で良かった」と満面の笑顔。

番組も8年目、いつも同じ時間に聴いてくれる人がいることを大切にしたい、と思いも募る。

「ラジオを合わせれば私がそこにいるということですよね。聴く方にとって、私が娘や孫や…兄弟だったり、友だちだったり。その人なりの存在でいたいんです。お、いつもいるな、安心するな、楽しいなって感じてくれて、少しでもその人の時間を豊かにできたら嬉しいですね」 リスナーにとって帰って来れる場所でいたい、とAnnaさん。

番組を通して出会った方々に刺激を受けながら「もっと自分を磨こう」と、いつも感じるそう。自分が出会ったワクワクを自分の言葉で伝えていきたいと、すべてをプラスに変えて成長中なのだ。

「聴いている人の心まで近づけるラジオって、とても素敵な仕事です。やっぱり私は人が大好き!」

Annaさん、ひときわ輝く笑顔をありがとう。

▲電波から笑顔が届く気がしますー♪
イラストby @toricobar

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2012.07.17[Tue] 00:00

ラブエフエムノココロ

その5 ディレクター 田中宏和(たなかひろかず)さん

外国語で福岡の話題が放送されるってスゴくない?
それもラブエフエムらしい大きな個性ですよね。

「僕らは『ラブエフエム国際放送』という名前のとおり、外国語放送を行なう福岡で唯一の放送局。1997年にADB(アジア開発銀行)総会が福岡で行なわれたときに誕生しました。電波を通して国際化を担うことを使命としています。」

外国語放送の番組ディレクターである田中宏和さんが丁寧に答えてくれた。

「もし震災のような事が起きたとき、福岡に住む外国人に正しい情報を伝えられる放送があることは、命に関わる大切な意味があると思うんです。」
確かに!
「でも、どうやったら大多数の日本人リスナーに楽しんでもらえるか、そこが永遠のテーマだとも思います。」
それも確かに。

「外国語で話しても誰も聴いてないよ、なんて言わずに(笑)日本語も交えながら放送しているので、逆にそんな国、その言葉や音楽なんかに興味をもってもらえると嬉しいですね」

福岡にいながら海外に思いを巡らせるって楽しそう!放送を聞いて、あの国に行ってみたい、なんて人が増えたら嬉しいですよね、田中さん。

▲ 地球儀見ながらラジオ聴くのもいいね♪
イラストby @toricobar

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2012.07.01[Sun] 00:00

ラブエフエムノココロ

その4 営業企画本部 コンテンツ事業グループ 三好剛平(みよしごうへい)さん

ラブエフエムのやっていることって幅広い!
三好さんの仕事は、僕らも利用する機会が多い『天神サイト』の運営や、街と絡むイベント制作、そして駅でも見かけるフリーペーパー『ep』の情報収集などなど、その幅広さが伝わるもの。

「『天神サイト』は地域情報のポータルサイトとしては全国でもトップクラスの情報量だと思います。様々なコンテンツがラブエフエムのいろんな番組のネタになっていくことも多く、情報のプラットフォームになっている役割を感じますね」と三好さん。

「でも、情報だけを流しても決して伝わらないのがラジオ。発信できるシアワセを、パーソナリティに感じてもらえるよう、僕も多くの情報をワクワクしながら集めたいと思います」。

そうか、DJから届く声にメッセージを感じるのは、その情報を伝える愛があるからなのだ。ひとつの情報に愛を託せるって、情報源の皆さんの思いまで届けることですね。なるほど!

「こんなに楽しくていいのかな?って思うくらい、ありがたくて仕方ない(笑)日々ですね」と、心からの笑顔。

いろんな情報を集めて、これからもメッセージある発信をよろしく!

▲ 天神サイトでは、もっぱらグルメ情報を見てしまう私です…
イラストby @toricobar


天神サイトはこちら

2012.06.15[Fri] 15:00

ラブエフエムノココロ

その3 プロデューサー 温水慎一郎(ぬくみずしんいちろう)さん

「ラジオって音楽やイベント、たくさんの話題…いろんなものへの"入口"ですよね」と、プロデューサーの温水さん。

「ラジオは誰でも参加できる日常生活のメディア。だから、わかりやすい言葉にして要点を伝えること。その先はリスナーが転がしてくれるから。3分かかりそうな話を30秒で伝えるのもプロの仕事でしょ?」

どれだけ心に入っていけるか、そこがマンツーマンに伝わるメディアとしてのポイントか。

「そもそも音楽に力があるからね。言葉は少なくても、そこに選曲家の顔が見えるのがラジオの面白さ。感動だって勇気だって伝えられるエンターテインメントですよ」

なるほど!今日はラジオを再発見。

「それに絵がないから放送で描くイメージって一人ひとり全然違う。頭の中で考える色やカタチが違うってことが実はすごく大切。その違いを育てるところにラジオが本来持っているコミュニケーションがあるんじゃないかな。その言葉に、音楽に、どれだけハートを乗せて放送できるか。たった1人でも響いてくれたらいいじゃない!」

▲ ちょっと昔っぽいけど…ラジオから夢を描くってステキ
イラストby @toricobar

2012.06.01[Fri] 00:00

ラブエフエムノココロ

その2 放送事業本部 太和田 基(たわだはじめ)さん

放送局を支えるラジオ広告営業に携わる太和田氏。
もともと音楽大好きで大学生のころは毎日、バンドの活動かラジオ局のバイトをしていたとか。海外に目覚めたのは、そんなとき。母の旅行の付き添いで中国の青島に行って驚いた。

「こんなに近いところにこんなに大きな街があるなんて!」。

まさに井の中の蛙。
中国は経済成長の真っ只中で、街全体が生きている躍動感に溢れていた。

「うわ、もっと海外を知りたいって、そのときに初めて思いましたね」。

海外を知らなかった若者が一気に目覚めた。
北京と大連で留学も経験、何と北京の放送局で日本の文化や音楽を紹介していた時代もあるという。今でこそリアルタイムで日本の情報が中国で流れるが、逆に中国からの情報はあまり紹介されないまま。自らの"音楽"というキーワードを変えることなく、経験を活かしてインバウンドに関わりたいと思いを語る。

「自分がココにいるということは中国での経験を活かすべきかな、と。生意気なんですけど福岡の国際化、その街づくりのお手伝いになれるんじゃないか、って思っているんです」

▲中国と言えば青島ビール…酒好きですみません イラストby @toricobar

2012.05.15[Tue] 00:00

ラブエフエムノココロ

その1 ディレクター 寺井悠子(てらいゆうこ)さん

平日の毎朝7時から放送中、「THE TIMES」担当ディレクターの寺井さん。
番組のディレクターってどんな仕事?


「主に仕込みと現場での番組進行ですね。仕込みはDJのTOM Gと話題を集めて整理して…毎日かける音楽も40曲近いんですが、選曲も考えて編集作業もやって、キューシートを作って…大変ですよぉ(笑)。それに朝5時からスタジオ入りで、生だから失敗も含めてライブ感がいっぱいで」。


5歳上のお兄さんの影響で音楽の入口がガンズ&ローゼズだったという意外な一面もチラリ。もともとLOVE FMのリスナーで、かかった曲をCDショップに買いに行ってた学生時代。結局ラジオの道に自ら進んでしまったと笑いながら振り返る。


「番組を作る側になりましたけど、自分のメールが読まれたー!リクエストがかかった!という喜びや体験があるので、そんな喜びをいっぱい共有できるような番組にできれば」と、リスナーの気持ちでいることが寺井流LOVE。


「国際都市・福岡の朝の空気を作ってる、って(笑)思ってます」。
ちょっと誇らしげな横顔に、春の日差しが眩しいのだ。

▲Guns N' Roses  イラストby @toricobar

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