福岡のFMラジオ局 LOVE FM。周波数76.1MHz。九州北部広範囲をカバーする10ヶ国語の多言語放送局。
TUE 21:00-21:30, Podcast
2015.08.13[Thu] 00:00
どうもー。ちょっと涼しくなって……きてませんよ京都は。構成作家の団長です。福岡はちょっと暑さの峠は越えた感じでしょうか。京都は相変わらず悪夢です。教科書どおりのナイトメアです。
今回のこちヨロガールズは田崎ちゃんですね。田崎ちゃんと島田というもろそのまんまの名前もどうなんでしょうね。こちヨロガールズのamiとsayakaみたいな感じにしたほうがいいですかね。名前全然違うけど。でもそういうもんだよね。
僕は何を言ってるんだ!
こんな暑い日々に潤いを与えてくれるのはモヒートかこれ。
宮Dの締めの一杯!
ソルティドッグの味 After Story 締めの1杯
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女性:「あ、ごめんなさい」
右隣で私を優しく受け入れてくれた彼の左肩。
氷の音で私は目覚めた。
男性:「起こしてしまった?」
女性:「ううん、どれくらい寝ちゃったのかしら?重かったでしょ?」
彼は笑顔で首を横に振った。
男性:「ソルティドッグ。もう何年も飲んでいないな」
女性:「え?」
男性:「マスター、最後にソルティドッグを2つ」
彼は、2杯分のソルティドッグを注文した。
男性:「きっと、その彼は後悔をするはずだ」
彼は時計を見ながら、彼はそう言った。
男性:「寝言」
女性:「もしかして、私…」
寝言は私の弱点。
男性:「心配しないで。僕だけが聞こえるくらいの小言だったよ。マスターにも聞こえてないはずだ」
女性:「恥ずかしい」
今夜飲んだ、どんなお酒よりも私の顔を赤く染めた。
マスター:「ソルティドッグをおふたつ」
男性:「ありがとう」
彼はグラスを傾けた。
男性:「今夜、君はまた美しくなる、このカクテルとともに」
女性:「そうなれるように」
乾杯の言葉はなかったが、グラスが触れる音が店内に響く。
女性:「そうね、そうよね」
先ほど、飲んだソルティドッグと違う味を感じた私に朝が迎えてくれる。
新しい毎日がここから始まる。
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寝言は私の弱点てww
はしゃぎすぎですぞ!宮D!
2015.08.06[Thu] 12:00
構成作家の団長です。
夏本番ですねえ。戦後70年。僕は今が戦争を体験した人たちから話を聞くラストチャンスじゃないかなぁと思っています。
はい!
4月からサードシーズンが始まってもう8月ですか。早いですねえ。本当に。肌寒かったあの頃から思えば今は気を抜くとマジで死にかねませんからね。熱中症は死にますからね!冗談ヌキで!こちヨロを聞きながら、みんな塩分と水を摂取してくださいね。
写真はヨーロッパ企画の福岡キャンペーンです。生イシダカクテルが上演される豪華なキャンペーン。後ろで宮Dや永島スタッフ、ともやすさんが見守る中何故か僕も声の出演をするという。緊張につぐ緊張ポルカでございました。
はい。そんなこんなで、宮Dの締めの一杯!
今回は、トモヤスカクテルなわけでしてそれの〆なわけですから宮Dの本気度もマックスなのです。
助手席の彼女 After Story 締めの1杯
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メタリックの輝きが眩しい彼女の車が、今夜は僕を迎えに来た。
女性:「お待たせ」
男性:「ありがとう」
いつもは、彼女がナビゲーターであり、車内でのエンターテイナー。
デートの行先は、カーナビよりも明確に、流行の音楽よりも、ホットな話題で、僕の運転を付き合ってくれる。
後部座席とは言うが、前部座席とはあまり聞いたことがない。
助手席とは、よく言ったものだ。
僕の隣にいつも座る彼女は僕にとって、いつも名助手である。
そんな僕たちの関係が、今夜は逆になった。
ハンドルを握る彼女と、助手席の僕。
仕事が終わり、僕は彼女に連絡をしていた。
女性:「近くにいるけど、迎えに行こうか?少し時間がかかるけど、いい?」
運転がそれほど得意ではない彼女だが、運転はたまにしている。
女性:「しっかり、シートベルトをしてね」
男性:「ゆっくりでいいから」
女性:「任せて」
ハンドルを握ると、人格が変わってしまう。
そんなことを、よく耳にする。
彼女もそのひとりだろう。
ただ、彼女の場合、勢いがついてしまうのではなく、いつもより慎重な性格になってしまう。
あまり話しかけないほうが、運転に集中できるだろうか。
女性:「何?そんなに怖いの、私の運転?」
男性:「いや、そんなことないよ」
地図が苦手な彼女だが、僕の心を読むことは簡単なようだ。
女性:「あ、寄っていい?」
男性:「いいよ」
ウィンカーの先には、レンタルショップ。
ここは、夜中でもコーヒーを楽しむ人が集うカフェが併設されており、都会の夜を感じる。
僕らは休みが一緒になった前日の夜には、よく映画を見ることにしている。
女性:「だって、あなたはいつも運転手。お酒がいつまでも飲めないでしょ?」
最初は、彼女のそんな言葉から始まった休日前夜の家(うち)映画デート。
女性:「ねぇ、これにする?」
男性:「何度もテレビで放送されてるよ、それ」
彼女が持ってきたのは、若き日の姿が美しいジュリアー・ロバーツが出演のPretty Woman。
女性:「おじさんの時代には、でしょ?」
男性:「おい!」
年齢差は、今や僕らにとってネタの1つ。
カフェの新作は、いち早くチェックする。
絵文字よりスタンプ。
バスケット漫画より、バレーボールの漫画を読む。
そんな彼女が、僕と付き合い始めて、僕が歩んだ時代のモノを知りたがる。
男性:「見たいものを見ればいいんだよ?」
女性:「じゃ、これで」
僕色に染まっていく彼女がそこにいた。
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女性:「何?そんなに怖いの、私の運転?」
男性:「いや、そんなことないよ」
地図が苦手な彼女だが、僕の心を読むことは簡単なようだ。
この言い回しよ!
男性:「見たいものを見ればいいんだよ?」
女性:「じゃ、これで」
僕色に染まっていく彼女がそこにいた。
この言い回しよ!
いつもは、彼女がナビゲーターであり、車内でのエンターテイナー。
デートの行先は、カーナビよりも明確に、流行の音楽よりも、ホットな話題で、僕の運転を付き合ってくれる。
後部座席とは言うが、前部座席とはあまり聞いたことがない。
助手席とは、よく言ったものだ。
僕の隣にいつも座る彼女は僕にとって、いつも名助手である。
この一連の言い回しよ!
座布団一枚もってけ!
いしだ ごうた
1979年6月3日生まれ、愛媛県出身
俳優/ラジオパーソナリティ
趣味/写真・ラジオ鑑賞
特技/バレーボール
99年、第2回公演よりヨーロッパ企画に参加。以降、ほぼ全本公演に出演。
多数の外部出演にくわえ、イベントでのMCや、ラジオパーソナリティとしての活動も多い。
また、「ヨーロッパ企画の暗い旅」などのバラエティでも活躍。