福岡のFMラジオ局 LOVE FM。周波数76.1MHz。九州北部広範囲をカバーする10ヶ国語の多言語放送局。
TUE 21:00-21:30, Podcast
2014.07.26[Sat] 00:00
お久しぶりです。構成作家の団長です。だいぶんご無沙汰しておりました…。申し訳ない。どんどん報告が溜まっていくことにより、何から手を付けていいのかわからない状態という一番やっかいな心の病気って簡単に言ってしまいたくなるけど実際は焦りまくって変な感じになってるだけっていう0点の状態でした。
宮Dの優しさにより、また復活します。ほんと、足向けて寝られへんで。宮D。
んもう色んな報告がありますけれども、とにもかくにも夏真っ盛りだし、ヨーロッパ企画本公演に向けて世界は走り出しているってことなんです。何と言ったところでヨーロッパ企画の福岡公演を盛り上げるぜ!ってのがこのラジオの初期衝動であって、カクテルで酔っぱらうのは二次三次的な楽しみ方のはず。
でもあえて言おう。締めの一杯楽しみだと。
ってことで、締めの一杯です。
今回は宮Dカクテルだったので、締めの一杯を石田さんが書くというやばいやつです。
「おしゃべりマスター」締めの一杯
デートの次の日、私は早速マスターにデートの報告に行った
マスター 「どうだった?」
お店に入ったとたん、私が何も話す前から兄のようにやさしくマスターは聞いてきた
私 「ドライブで海に行ったの。その間の選曲は全部彼がしてくれた」
マスター 「そりゃよかった!楽しかったかい?」
私 「ええ、とっても。エクストリームの「モア・ザン・ワーズ」も流れたわ」
マスター 「センスのいいやつだ。まあお前が好きになった男だ。間違いないね」
マスターは自分のことを褒めるように、彼と私を褒めてくれた。
私 「ねえ、まだ注文言ってないんだけど」
マスター 「おお、そうだった。ジントニックだろ?」
私 「サイドカーにしようかな」
マスター 「ふふ、いっちょまえに(笑)」
それからマスターは自分の初デートの思い出を私にずっと聞かせた。
私はもう何度も聞いた話だったのだけど。
ひと通り話し終えるとマスターは私に言った。
マスター 「こんどその彼をこの店に連れておいで」
私 「…うーん」
マスター 「どうした?」
私 「それはまだやめとく」
マスター 「どうして?」
私 「…なんとなく、やめとくよ」
マスターは少し不思議な顔をしていた。
彼の性格がマスターにそっくりってこと、マスターにばれるのが、
私は少し恥ずかしいから、彼をこの店に連れてくるのは、やめておくことにしたんだった。
おわり
まあ、今までちょっと報告サボりまくってた僕があえてそんなん関係あらへんってなもんで言わせてもらうとですねえ。
石田さん。本編より気合入りすぎ。どうやらこちヨロのDとパーソナリティは妄想お化けのようです。
まったね!
2014.07.23[Wed] 20:30
番組ディレクターの宮Dです。
【こちヨロ夏休みの宿題~のびきってしまった 締めの1杯たち】...今回は7月オンエア分に属する締めの1杯たちを、一気出し!!
■イシダカクテル締めの1杯とは...
本放送で人気のコーナーのラジオドラマ【イシダカクテル】
そんなコーナーを編集するディレクターが勝手に本編の続編を妄想してしまうといったブログオリジナルのコーナー(短編恋バナ)です。
最近は、本編がわからなくても、この締めの1杯だけでも、楽しんでいただけるようにしております。
7月のイシダカクテルのテーマは「デート」
やさしくありたい After Story 締めの1杯(7月3日オンエア)
アサガオが今年も我が家の玄関に咲き始めた。
女性「ねぇ、見て。花が咲いたわ」
淹れたてのコーヒーの香りが漂うリビングに妻の声が響く。
娘「わぁ、きれい。来て、来てパパ」
娘の声に誘われ、僕は玄関へと向かった。
男性「今年も立派に咲いたね」
女性「ねぇ、あなた覚えてる?あの時のアサガオ」
男性「もちろんだよ。あの時のアサガオの花がとてもきれいで。。。確か。。。」
僕はアルバムへと向かい、あの時のアサガオの写真を探す。
男性「あれ~、どこにいったのかなぁ?このあたりにあったと思うんだけど」
娘「早く、早く」
僕が写真を探すそばで、娘は今か今かと待ちわびる。
女性「ねぇ、今週末、あのアサガオを見に行かない?」
娘「行きたい、行きたい」
娘のはしゃぐ声に、僕らは今週末の予定を決めた。
男性「あった、この写真だ」
女性「今度は、しっかりとガソリンを入れてからね」
男性「ああ、そうだね」
あの夏以来、我が家の玄関先で咲くアサガオは、今年もしっかりと支柱にツルを絡ませ、短い夏の知らせを届けてくれた。
2014.07.23[Wed] 20:05
番組ディレクター、宮Dです。
番組ブログをひさびさ更新です。
今回は、6月12日オンエアから7月17日の放送まで、スタッフ間のみで随時更新されていた「イシダカクテル締めの1杯」を、夏休み特別企画として一気に更新します!
(一気にやっちゃうと6月分と7月分にわけます)
■イシダカクテル締めの1杯とは...
本放送で人気のコーナーのラジオドラマ【イシダカクテル】
そんなコーナーを編集するディレクターが勝手に本編の続編を妄想してしまうといったブログオリジナルのコーナー(短編恋バナ)です。
最近は、本編がわからなくても、この締めの1杯だけでも、楽しんでいただけるようにしております。
今回は6月の未公開分、締めの1杯×3本!!
3杯分です!!
6月のカクテルテーマはジューンブライドにちなみ「結婚」
(写真は6月収録時の石田さんと吉田マネージャー)
結婚しようよ After Story 締めの1杯(6月12日オンエア)
やっと言えた。
彼女にやっと言えた言葉。
「結婚しよう」と。
ただ、プロポーズはこれで終わっていなかった。
彼女に伝えた夜が明け、僕はいつもの香ばしい匂いで目が覚めた。
サニーサイドアップの目玉焼きとこんがり焼けたトースト。
今朝は目玉焼きが、いつもより1つ多く焼かれていた。
女性「おはよ。今日は気合を入れるため1つ多めに作ったよ」
今日は彼女のご両親に挨拶を行く日。
女性「それで、もう挨拶の言葉は決まった? 毎日結婚しようなんて言ったら驚くよ、きっと」
彼女は、昨晩の僕の言葉を使い、いたずらっぽく笑った。
この日が来るのは、前からわかっていたが、いままで彼女に伝える言葉ばかりを考えていた。
さて、どうしたものか。
はっきりとした言葉で彼女のご両親には伝えようと決めている。
どのようなリアクションが返ってくるかなんてわからないけど、その答えもわからない。
明らかにいつもと違う雰囲気を彼女は察していた。
女性「いつも通りで」
もう1つのプロポーズへ。
淹れたてのコーヒーに、いつもは入れない砂糖を加えた。
いしだ ごうた
1979年6月3日生まれ、愛媛県出身
俳優/ラジオパーソナリティ
趣味/写真・ラジオ鑑賞
特技/バレーボール
99年、第2回公演よりヨーロッパ企画に参加。以降、ほぼ全本公演に出演。
多数の外部出演にくわえ、イベントでのMCや、ラジオパーソナリティとしての活動も多い。
また、「ヨーロッパ企画の暗い旅」などのバラエティでも活躍。