福岡のFMラジオ局 LOVE FM。周波数76.1MHz。九州北部広範囲をカバーする10ヶ国語の多言語放送局。
TUE 21:00-21:30, Podcast
2020.05.27[Wed] 18:00
5月26日の放送でお届けした、オトナの恋愛ラジオドラマ 【イシダカクテル】でオンエアした作品「夜の終わりかた」のアフタートークができました。
できました?っていうより書いてみました。
妄想してみました!
久しぶりだな、この感じ。
数年前にやってましたね。
まずは、放送をタイムフリーでチェック!(期間限定です)
こちらヨーロッパ企画福岡支部 | LOVE FM | 2020/05/26/火 21:00-21:30
http://radiko.jp/share/?sid=LOVEFM&t=20200526210000
「夜の終わりかた」 After episode ~ 締めの1杯・勝手なDの妄想~
女「ねえ、◎△$♪×¥○&%#?!」
男「え?」
彼女はぼくの肩に身を寄せたまま語りかけてきた。
寝顔とともに、言葉にならない彼女の言葉が、夜の深さを感じさせる。
人差し指で静かにまわしたロック氷は、飲む前より角が取れ、更に丸美を帯びていた。
男「マスター、お会計を」
カードをマスターに渡したとき、少し肩が内側へと入ってしまった。
女「あ、ごめんなさい……眠ってしまうなんて」
男「ごめん、あまりにも気持ちよさそうに眠っていたから」
彼女にとっては、ほんの数分の出来事。
ぼくにとっては、とても長い夜を感じた出来事。
待たせた時間と、待つ時間。きっと一緒の時間であり、きっと違う時間。
男「そろそろかな?」
女「そうね」
男「ゆっくりでいいからね」
ぼくは、ぼくの隣にいる彼女と、奥にいるマスターに聞こえるように言葉を発した。
グラスの丸い氷は、さらに小さくなった。
この静かなバーに終わりはなく、始まりの場所ですら記憶が遠のいていく。
女「夢じゃなかったよね?」
彼女は少し不安げな様子で、飲み終えたカクテルグラスを見つめた。
男「ああ、大丈夫」
女「ありがとう」
男「ごめんね」
頬を赤くした彼女のサインを、ぼくはしっかりと受け取った。
少し短くなったロウソクは、今宵のふたりの気持ちを見守ってくれた。
炎が静かにぼくらを温かく見送ってくれた。
2020.05.19[Tue] 22:15
ヤーマン。団長だよ。
今日も今日とてこちヨロチェックしてくれたかな?
カクテル2杯飲んで酔いどれ天使。こんなご時世だから福岡に行けてない。リモート収録。福岡で録りたいね。やっぱり。こっちはまだ一応緊急事態真っ盛りだから、行くに行けないね。平和な世界を待ってる。それがこちヨロ。LOVE。
さて、今日のカクテルは聞いたかなあ。困っちゃったよ。あれ、カクテルじゃないもん。切ないラジオドラマやもん。宮Dの力でさらに切ないラジオドラマになってたもん。
あれはもう、「どうでしたか? 団長」なんてダーイシの出っ歯おじさんに呼びこまれても「えーっと、まあ、いいんじゃないですか」って気持ちしかわいてこないからさあ。ほんと、お手上げ! 団長殺しや!
とかなんとかいいながら、常に前進邁進していくこのこちヨロ、最高じゃね? って思ってるわけです。
手前みそ?
上等だよ!
また来週も聞いてくれよな!
2020.05.06[Wed] 09:00
どもども。団長です。
緊急事態宣言伸びましたねえ。外で歩けないのに何がゴールデンウィークだって声も聞こえてきますが、俺たちの手でゴールドにしないとね。
カクテル二本も聞いちゃう豪華で酔い酔いな5月のこちヨロ。
一緒に楽しもうぜ!
いしだ ごうた
1979年6月3日生まれ、愛媛県出身
俳優/ラジオパーソナリティ
趣味/写真・ラジオ鑑賞
特技/バレーボール
99年、第2回公演よりヨーロッパ企画に参加。以降、ほぼ全本公演に出演。
多数の外部出演にくわえ、イベントでのMCや、ラジオパーソナリティとしての活動も多い。
また、「ヨーロッパ企画の暗い旅」などのバラエティでも活躍。